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2020-09

基礎の方向の重要性 - 2013.07.31 Wed

最近「基礎の重要性」のようなことにばかり触れていたところ、以心伝心か、娘がブログにピアノのことを書いていました。

許可を得たのでコピペします。

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ピアノを習っていたのは幼少の頃のことで、
やれ受験勉強だ何だと言い訳に本格的にはやらなかった。
けれど母がピアニストなのでいつでも習える環境にもあり、
無論ピアノも家に何台もあるのでいつでも触ることが出来た。
中学受験の自宅学習の際は勉強部屋ではなくピアノの横で机に向かった。
母の練習する音が心地よく集中出来た。


最後に発表会に出たのは中学生で、以降はきちんと練習しなくなった。
けれど高校で軽音部に入り、弾き語りをすることになったのでピアノを借りた。
折しも母が大病で入院してしまっており、主人の居ないピアノもまんざらでもなかったのではないか。
教えてくれる人は居なかったが幼い頃の記憶もあれば、母の練習も観察してきた。
指のトレーニングから始まり、課題曲は録音して何度も自分の演奏を聞き返した。
楽譜は弾き方や注意のメモでかなりいっぱいになった。
たかだか高校の文化祭でも真剣だった。


それからもちょこちょこ弾き語りの曲を練習することはあったが、徐々に離れた。
だが生活のリズムが整い、時間も出来て、またピアノに触れたいと思うようになった。
何か弾きたい曲があるというより、単にピアノとの時間を持ちたかった。
元々握力も余り無いので、久々に鍵盤に乗った指はよろよろと心許ない。
幼稚園から使っていたトレーニング用の楽譜を開くと、母の書いてくれたメモで埋まっていた。
練習曲は10年前に一度弾いた曲にした。
身体が少し覚えていて譜読みが比較的楽だからだ。


ピアノとの対話。
努力すれば音色は裏切らない。
指先の紡ぐ心地よい音が身も心も包んでくれる。
音に集中出来るので、日常の様々な問題からも一旦距離を置ける。


趣味で演奏する音楽は最高の贅沢だと思う。
全力の遊び。
求めれば与えられるのだと、教えてくれる。

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以上です。
娘に「教師」としてきちんと教えたのは幼稚園年中の秋から、小1の秋まででした。物理的に、本人の眠っている深夜にならないとピアノが空かない、という事情からです。
小1の時、尊敬する井内澄子先生の公開レッスンに出させて頂き、お褒めの言葉を頂戴したことを懐かしく思い出します。(J.S.バッハのKleine PräludienよりBWV 927とBWV 935)

それは兎も角…



指の練習を30分ほどして、曲は記憶出来る長さに区切って片手ずつ譜読みをし、両手で弾き…の延長で1曲があっと言う間に仕上がり、自分の趣味としての曲を再度楽しみ始めた様子。
ゼロ地点からプラス方向にのみ向かう練習をしたので - 幼少時のほんの2年間とは言え- 少しの練習でも楽しむところまで行き着くようです。
自然消滅した小1の時点でさらっていた練習曲は、ル・クッペイのABCとラジリテを併用していたはずです。
なので、そのレベルの曲であれば、すんなり戻るらしい・・・尤も現在はクラシックを弾きませんが・・



下の動画は、2007年の「伴奏兼弾き語り」です(ライヴハウス)。
この時も「何年ぶり」の状態でしたが、楽しんでいました。

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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
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Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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