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2020-03

たかが朝ドラ…されど… - 2012.07.05 Thu

珍しく時間があり、座ってNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」を見た。


Guillain-Barré(←単にATOKが変換しただけです)ギラン・バレー症候群であることを、陸上での優勝を夢見ている少女に「諦めるように」、と梅子が宣告する場面でした。
ドラマですから…
大学病院に於いて、医師が一人で診察して宣告する、というのは、このような難病ではあり得ないとは言え、主人公梅子の成長ぶりにちょっと嬉しく感じつつ、今から丁度13年前が蘇りました。同じように(私の場合は、ずらりと並んだ)医師達から「皮膚筋炎」の宣告を受け、「今までのようにピアノを弾けることは諦めてください」と言われたことが昨日のように。
ドラマを見ながら、あぁ、宣告する先生たちもお辛かったのだろうなぁ……今だから、つくづく思いました。
当時の主治医の女医さんは、涙さえ浮かべていらした・・・あの少女のような(!?)40代後半の私はその女医さんが頼りで、何でも話していたっけ・・・


幸いなことに、2001年には多分CD3枚分になるであろう曲数を収録し、2006年にそれらの中から選んで2枚組にリリースも出来た。
更に遡って1998年、リサイタルの直前に(まさに「ギラン・バレー症候群」のような)筋力低下を起こし、更に見つかった胸のしこりに、「最後かも」と収録しておいて頂いたリサイタルの記録も2000年にリリースに至り、本当に有難いことです。
およそ不向きの執筆もした。
そして現在も、目下の自分の体調・体力と闘い中。


今日の皮膚科予約受診ではそのような話も出て、私の場合は本当にラッキーなほど順調に生きているようです。
間質性肺炎を起こすでなし、車椅子生活になるでなし・・・

1999年に病院を初めて受診した頃から、随分ウィルスや感染症を調べていたのは、前の年の症状にギラン・バレーの疑いもあったのか…?「乳癌」という罹患歴と、酷い全身の湿疹と浮腫、またCPK値の上昇もあり、「皮膚筋炎」の診断が付いたようですが、難病を扱う先生たちのご苦労は、この歳になり、やっと見えてくるものです。
いやいや、「梅ちゃん先生」を見て、当時の自分が蘇るからか??

・・・

と、最初の頃は「まるで少女漫画」と蔑視していたドラマでしたが、今頃になり毎日見始めている次第。


追記
「病気の話など、そんなに書くものではない」との意見をよく頂戴します。
けれど、このサイトをご覧下さる方々には「膠原病」や「皮膚筋炎」で検索をかけて辿り着く方も多いようです。
「こんな情報でもお役に立つのなら」と、削除せずにおくことにしました。ずっと迷っていたのですけれども…。
それに、私の場合は寛解を保てており、暗い情報ばかりではありません。
年齢には敵わないが、仕事も出来る!旅行も出来る!!どん底の時には想像も着かなかったことです。
今はどん底の方にとり、希望を持てる素材になれば、とも思うのです。
・・・と、これもテレビを見ながら改めて感じたこと。



たかが、されど・・でした。


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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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