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2020-03

その2は、伊原直子先生退任記念演奏会(写真追加) - 2012.03.19 Mon

(3月22日記載)

妹の千歌子から知らせを受け、「是非!」と招待の葉書を送って貰った。

遡った話を書いてしまおう。

子供とは分からないものだ……と身内の話が先になる。
私が大学2年の5月、まだ中学2年生だった妹を連れて上野の文化会館へ。伊原直子氏(当時は大学院生でいらしたと思う)演じる「カルメン」を堪能した。
私とて、まだオペラなるものは殆ど観たことのない19歳。
戸田敏子先生のお弟子さんたちの伴奏をさせて頂く機会の多かった当時、そのお一人から「先輩に凄い人が居るのよ!!」と興奮して誘われて出向いた。誘ってくれた友人は、妹の中高の先輩ということもあり「是非、妹さん連れてきて!」とも。
まだ、妹が声楽を始めるなど、想像だにしない頃。


妹は藝大声楽科に進み、戸田先生に4年間お世話になった。
卒業後は、達者に弾けるピアノを活かすべく、ウィーンの当時でいうHochschuleの伴奏科に入学し幅広く学んだし、帰国後は単なる伴奏家のみならずKorrepetitorとしても身を立て、藝大の声楽科の伴奏も務めている。声楽科で学んだこと、発音にも詳しく、又オペラを知っていることが大変大きく功を奏していると思う。(どうして藝大にはそういう科を作らないのだろう?と、いつも思う)

藝大に勤務するようになり、いつからだろう?伊原直子先生のクラスの伴奏を務めてきた。

我が夫は、というと、伊原先生は藝大時代の憧れの存在でもあり友人でもあり、退官なさるとあっては出向かない訳はない。

あぁ、前置きだけで長くなった・・・
本を書いていた頃だったら、これらを3分の1に凝縮してください、と指令が来ただろうな。


あれはいつだったか?
ついこの前の気がするが…
これだ!!
体調も万全でいらっしゃらない先生に強引にお願いし(夫が、です)、ご出演頂いた。

その後の体調のことも伺ってはいたが・・

退任記念演奏会第2部の「カルメン・ハイライト」、これが語彙の乏しい私にはどうやって感動を表現してよいか分からない。
ヨーロッパでも多くの「カルメン」に出逢ったが、伊原先生を凌駕するカルメンはおられず、改めて「伊原先生は『カルメン』を演じる為に生まれた方!その為の声を持たれた方!」とすら思ったものだった。
今回のカルメンも、体調不良など微塵だに見えず、人生の積み重ねも相俟って、食い入るように聴き入ってしまった。

おっと、評論家でもない私があれこれ述べるのは止めよう。
やはり「感動しました」で良いのだろう。

出演者(第1部の方々も)全員でのカーテンコール、シューベルトの"An die Musik"は特に涙止まらず。
先生の人生のみならず、私がそのタイトル(「樂の音に寄せて」との訳で)でCDを出したことに纏わる裏話もあり、夫は特に・・・参っちゃったよなぁ・・・と目を真っ赤にしていた。


今後はステージで是非ご活躍頂きたく念じているところです。

支離滅裂になってきたので、頭を整理して後日出直し、編集します。

追加写真は、妹中学2年、私が大学2年の5月、その「カルメン」に出掛ける前に記念写真。

chiechika_s_convert_20120322190340.jpg

当時の我が家の玄関です。
因みに門扉は父の手製。
当時200坪の借地で、ツツジだけでも30~40本もあり、林の如き木々に囲まれた庭は芝生あり、寝っ転がって空を眺めて過ごすには恰好の場所。
幼かった頃の我々には、ぶらんこ、砂場、滑り台もありましたっけ・・・

この年の6月に借地の等価交換がなされて、この家はなくなりました。
ですから(多分最後の)想い出の一枚!

それにしても、当時の6歳差はこんなに背丈も違い…いつ追い越されたのだっけ…?


更に写真追加

当日開場前の行列
可成り早めに着いたのですが…

8229846_1576537845_60large.jpg


(おいおい、どこ迄続くのだ?)
8229846_1576537842_38large.jpg


休憩時、祖母のハープに挨拶
8229846_1576537840_138large.jpg


終演後の伊原先生
(沢山撮りましたが、他の方も沢山入ってしまうため、一枚のみ)

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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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