再度Liechtenstein Museumへ - 2008.03.22 Sat
(無精な日記)
Liechtenstein Museumに再度脚を運んできました。
今日は常設展のみ,たっぷり時間をかけて観てきました。
受付嬢も学芸員さんも警備の方も,皆昨夕来た二人連れ,としっかり覚えていてくださって親切。
そして,日記をどうやって書いたら良いのだろうなぁ…と,このムゼウムのサイトを開いてみたところ「ダウンロード」があるではないですかい


(著作権にひっかかることもない??作品そのものは切れているでしょうけど‥)
という訳でトップ。
(英語にもなる様です)
ダウンロードはこちらから。
この各PDFをクリックすると,各部屋の展示の説明に飛べます。
本日は,各会場の隅に置かれたこれと全く同じドイツ語版と,更に日本語訳版を持って,読みながら観覧してきました。
最初は日本語の解説のみ持って観ていたのですが,日本語ですら分からない単語が……何とも常識はずれの私…

それでドイツ語版で該当する単語を対比させ,更に独和辞典(それも電子辞書です,当然!無精者としては)を引く…すると大体がラテン語だったりギリシャ神話の登場人物だったり。一般教養の大切さ,読まねばならない本の多さを感じ,反省。…と,その時は思ったけれど,その都度こうして調べれば良いさ!と開き直り

私はこれらの中でもSaal5の411(洗礼者ヨハネ),Saal6は全部!特に630の大理石の彫像は角度を変えて屈んで見たり暫し堪能。天上の幼子と地上の幼子の愛の象徴。矢もさりげなく地面に置き忘れているのがにくい!641の聖マグダレーナ,Saal7も全て!!ルーベンスのものは時を忘れます。有名になってしまった,もとい,有名な「マリアの召天」は何百号あるのだろう??圧巻。Saal8もルーベンス中心で,このMuseumの看板にもなっている901のルーベンスの娘さんクララの像や,901の二人の息子さんの像も。Saal9の801の,鏡の前のヴィーナス・・・
結局私はポピュラーなものに惹かれてしまうのでありましょう。
音楽でもポピュラーなものほど演奏が難しいのは,それだけ力作であり,上っ面だけの安易なテクニックだけでは表現出来ないのと同じこと・・・と実感です。
それにしても,このMuseumはお薦めです。
1日あったら隅々までたっぷり鑑賞出来ますから。
個人的なことになりますが,1986年に他界した父がこのMuseumを訪ねたなら私以上に感動したことでしょう…そして,細かい解説をして貰えたでしょうに…と図々しく思った次第

父の時代は(今の藝大美術が「東京美術学校」と呼ばれた時代),油絵で入学すると真っ先に自画像を描かされたそうですが,父はルーベンスの真似をして描いたそうです・・・(父は油絵の画家でした)
ところで,とうとう風邪をひきました。
3日連続で,コートをクロークに預けて館内を歩いたからか?階段を極力避けるために,近くの停留所に停まるバスを長時間待った所為か?(それとて30段くらいは上るのですけれどね)
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