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2020-09

(今年も連絡を兼ね) - 2011.11.15 Tue

ブログを連絡に使うことは躊躇いつつ…

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発表会まで、きっかり3週間となりました。

この延期した僅か半年の間に、皆さまが「自分で工夫する」「練習のやり方を考える」という点でも、「基礎に立ち返って曲に生かす」という点でも、大きく進歩されたことを私自身は強く感じております。
練習の折に「録音して自分で粗探しをすることからスタートする」「鏡を見て手段を考える」という作業を加えていらっしゃる方々、又、苦手だった「リズム変奏」に根気強く取り組んだ方々は、特にメキメキ上達されました。大変嬉しく思っております。私自身がレッスンのお休みを頻繁に頂いたことも、まんざら悪いことではなかった、と思うほどです。
しかしながら、レッスンのお休みを頻繁に頂きましたことには、深くお詫びを申し上げます。

それにしても、6月から足指、手関節をピアノと無関係の場で傷めて医者通い。9月には母校に於けるスピーチの為に、無理に発熱と咳を薬で抑え、出なくなった声を出るようにして頂けたことは有難いことでした。けれどもその薬の種類と量たるや…明らかにそれが故に不調を引き摺っています。本来咳が出て痰が出て、その痰の質が変化して、徐々に減って治癒する…という過程を一気に抑えたこと、この身体にとっての不自然な治療は本来避けるべきです。発熱も身体が闘っている訳です。今回は行事満載で仕方にないことでしたが…


さて、今日は言うまでもなく、発表会のためのリハーサルです。出来るだけ緊張して頂いて、その上でのコメントを致します。私も弾かせて頂きますので、どうぞ何なりともアドヴァイス下さい。

今日もおそらく、ル・クッペィから「基礎」に立ち返って練習して頂くことになると思いますが、チェルニーを弾くにせよ、ショパンやリストを弾くにせよ、必ずそれらのタッチの骨組みになっている訳で…発表会では、もっとこれらの解説・試演に時間を割きたいところです。
限られた時間をどの様に使うか、目下頭を悩ませているところです。

今後の練習は、個人差もありますが、練習をする前に「いきなり通奏して録音して聴き、気になったことを片っ端から書き留める」という作業を入れてください(今は2~3日に1回位、間際は毎日)。
その後で、入念な指のトレーニングや音色の基礎練習。
そして本題の発表会の曲を、録音で気になったところから練習する。
練習したら、その部分が納得行くまで、前後を含んで又録音と再生を・・・

詳しくは「ピアノと向きあう」第X章「演奏会に向けて」(第287~300頁)や、第VIII章の「作品を仕上げるための隠し味」(第205~243頁)でご確認を、是非!
勿論一日のうちに全部、ということではありません。意識を持って部分練習にも取り入れる、という意味です。
(後略)

_________________________

「ピアノと向きあう」に記した「18種類のタッチ」【A】~【R】。
指先で掴むトレーニング【A】、付け根からの瞬発力を鍛える【B】は、前提条件でもありますが、【A】に腕の重さを加減して使う弾き方はチェロのような効果をもたらしますし、【B】もこれに強弱や感情を加えるなら、甚だブリリァントな表現が出来ます。
【C】と【D】の大切さ!
特にバッハを - それも3声、4声のフーガを弾く時 - ペダルに頼りすぎてゴワンゴワン濁ってしまうのは、これらのタッチを使えば解決の着くこと。又、フレーズ最後の音をバサッと切る演奏の多さ、曲が要求している箇所は兎も角として、緩やかに抜きたいところでバサッと切ってしまうのは、鍵盤に押されて指が離れる、という圧力を感じていないからでありまして・・・
この様な基礎(ここ迄でたった4種類のタッチ)から始めて、指、手、手首、前腕、全腕、背中の使い方などを加えて行けば、易しい初歩の入門書(今回はLe Couppey)であってもマスターした折には可成りの手応えを感じる筈です。

・・・今回はこれに加えて【G】~【J】辺りの説明で終わりそうです。
とは言え、可成り濃縮された内容となる筈です。(残った【R】までは、私が軽く触れることも可)

年に2-3回、それも数年かけて、この様な会を設けることが出来れば、本に書いた内容を立体と耳との世界として網羅出来るのではないか、と思い始めているところです。「ペダリング」や「隠し味」も、視覚聴覚を使って説明したい内容ですから…

今回のものは、近いうちにチラシをどこかにアップしたいと思います。
載せて欲しくない生徒も居るのではないかと思い、先延ばしになっている次第。





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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
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Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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