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2020-10

田村宏先生の逝去 - 2011.05.21 Sat

19日でしたか…病院の帰りにガソリンスタンドに寄り、オイル交換を待つ間、中に入って目を通していた新聞・・

田村宏先生が18日に亡くなられたとの記事!!

田村先生には大学時代(確か大学3年時)、永井進先生が入院された時に、単位の都合で田村先生のレッスンを受けました。いや、こちらから「田村先生に」と希望したことも蘇ります。
5月の連休明けから6月の学内演奏会に備え、又7月の学期末試験へ向けて、たった2ヶ月間だったと記憶しています。
永井先生と田村先生は師弟関係にありながらも、教え方が対照的で驚いたのなんの…長くなってしまうので、ここではいずれ又。



田村先生との出会いは、私ではなく、6歳下の妹・千歌子が先でした。

昭和37年に始まった第一回のNHKテレビ「ピアノのおけいこ」は永井進先生が講師をなさって、当時永井先生のところには、私しか小学生の生徒が居なかった為、最初の収録当日急遽電話で呼び出されました。
更に永井先生のお弟子さんの松崎俊三先生(伶子先生の御父上)のお弟子さん4人と共に、スタジオに向かった…とは言え、全くの初心者向けのバイエルを使った番組を、バイエルは3歳頃に弾いていた、という子供達がモデルになるのですから、先生の3ヶ月間のご苦労たるや・・こちらも毎回如何に下手に弾くか、あれこれ強いられて大変でした。
うっかり普通に弾いてしまうと、「何も注意することがなくなってしまったじゃないか!余った時間を埋めるのに苦労した」等と、今思うと可笑しいお叱りを受けたものです。
休憩時間に5人で騒いでいる時間は、学校の休み時間とはまた違った楽しさがありました。

そのNHKの「ピアノのおけいこ」は、その後どんどんレヴェルアップし、講師も色々な先生が交代。3年後の昭和40年(合っていますか?)、田村先生が講師をなさった時は100人もの学習者がオーディションを受けて、選ばれた6名(だったろうか?)の一人が6歳年下の小3の妹でした。

オーディションで選ばれた子供たちですから、当然皆さん上手。
時々スタジオに(妹の付き添いを口実に)見学に行ったものです。

易しいチェルニーの練習曲であっても、「その部分は、どのように工夫して練習したの?」といった風に、小1であろうと小3であろうと、自ら練習の工夫をさせる田村先生の教え方は強く残りました。
リズム変奏などといった単純なものではなく、ほんの1小節の中のあるパッセージで、1本の指が不器用なために上手く行っていない時、その1本の指に注目をさせ、そのためには?と工夫を促すものでした。

その後、姉妹で師事することに話が進んでいたのですが、(封建的な諸事情、と書いては顰蹙を買うだろうが)その話は流れ、そんなこともあって一度は師事したい、と思っていたので、その大学時代の2ヶ月間は貴重・・それ以前に、毎週レッスンがあるなんて!!と吃驚したものです。


書きたいことは山ほど・・・
凝縮は難しく、私などが書いてはおこがましいであろうことも多々あり、これのみ。


夫は、若かりし頃、「鱒」(シューベルトの五重奏曲)でよくご一緒させて頂いたこともあり、ウィーンでもお会い出来…
お通夜に参列させて頂きました。



タイトルと逸れてしまいました。
又改めます。

感謝しつつ、ご冥福をお祈り致します。



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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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