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2020-09

本で学ぶ難しさ - 2011.02.28 Mon

1年ぶりに勉強会なるものをしました。
お互いに見て聴いて学ぶ集まりであり、親睦の場でもあります。

いつも定期的にテーマを決めて「基礎はやってやり過ぎることはない」勉強と、練習中の曲を人前で弾く練習と行っていたのですが、随分間が空いてしまいました。

今回は著書「ピアノと向きあう」に網羅した「18のタッチ」を少しずつ、それも易しい曲で学び直して頂くための第一回。
折しも今年は、ル・クーペの生誕200年でもあります。
「ピアノのABC」(版によっては「ピアノのアルファベット」)を教材とすることにしました。

生徒さんたちも認めているところなのでここに書いてしまいますが…
私がせっせせっせと執筆をしている間に、(そのためにレッスンを休ませて貰った生徒たちには申し訳ないのですが)せっせせっせと違う方向に練習していたらしい・・・
勿論、こつこつと練習の跡が見られる方も多いですが。

これは難しいことだ、と思いました。
既にお教えした方々ですら…です。とは言え、最初のスタートからお教えしたケースはないので(大人の方々の場合は)、当然と言えば当然。例えば私の歩き方を、「今日からこのように歩きなさい」と指摘されて今日直るものではないからです。

本をご購入下さり、本だけから学ぶ方は如何なものか?と改めて思いました。


__________

(3月2日追記)

勉強会の翌日、翌々日、たまたま何人からかメールが来ました。
内容は殆ど同じで、本を読んでその通りに練習しているつもりが外れて行っていた、というものです。
タッチの【C】と【D】を使っての「ピアノのABC」第1番と第2番でしたが。
隣接した音を弾く時に、パタパタと指を切り離してしまう。
【C】と【D】の本来は、「指を鍵盤に密着したまま」次の音に移動してから前の音の指を「鍵盤に押し上げられるように」感じてゆっくり上げる、結果レガートを指の圧力で感じられるようになる、ということなのです。指の形もここでは基礎として第1関節から先が鍵盤と垂直になるような形です(勿論後々、ミックスされて種類豊富なタッチになりますが、基礎として、です)。指の重さだけ~全腕の重さまでかける、と色々な重さを使っても、鍵盤に押し上げられる感覚を持つレガートで、なだらかな強弱表現を目指します。指が勝手に上げてしまわない練習・・
他にも、とても本だけで理解は不可能、習っている我々ですらこうなのだから、という貴重な意見もありました。

ブログで出来るだけ補いたいと思いますが、これとて文章のみですから、結局本と同じことを書くことになる訳で・・・
難しいことです。



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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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