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2020-04

恩師の逝去  - ハンス・ライグラフ氏 -  - 2011.02.17 Thu

朝、中学以来の友人からメールが来た。
「Hans Leygraf(ハンス・ライグラフ)氏が逝去、と新聞に出ているけれど、貴女の先生ではなかった?」といった内容だった。

えっ!?

http://bohyo.blog84.fc2.com/blog-entry-3519.html

暮れに、留学当時の先輩クラスメイトから、先生も奥さまも具合が悪いらしい、ということは聞かされていたのだけれど。


私は1977年春に入門した。
その年にミュンヘンで入賞出来たのはライグラフ氏のメトーデのお蔭だと思っている。

また、今回の私の著書はライグラフ氏の指導法からの影響も多く、特に「18種類のタッチ」として記した【A】~【R】のタッチのうち、【C】【D】【J】はライグラフ氏からメトーデとして得た重力奏法としての練習方法であり(留学前にも自己流の思い付きから、ほぼ同じやり方でハノンなどを用い、強弱を付けて練習したことはあったが)、これら無くしては18種類は成り立たない(【A】と【B】はそれ以前にWeber教授から習った「分類しての練習方法」で、これらは18種類のスタートとなるもの)。
それらを練習・演奏会を通じて消化し、指導し、いつの間にか「18種類に分けて基礎練習する」、という私自身のメトーデになった。
ライグラフ氏の口癖は、「一番大切なことは、自分自身のメトーデを作ること!」だった。
だから、ライグラフ氏の教え無くしては本の出版も無かったに違いない。


2006年と2007年には、(何と!!)約30年ぶりに先生及び奥さまにお会い出来たこと、思い切ってあの時行っておいて、本当によかったです。

2007年は、折しも体感温度40℃という異常気象。暑さでへたばっている私に、「君は私より30歳若いんだから」との叱咤激励の有難いお言葉・・一体何度言われたことか・・・
しかも「自分はヨーロッパでは現役最年長のピアニストだ」と(当時86歳でいらした)。それからも去年まで現役の演奏家として活躍された。


又天国でお会い致しましょう、先生! 出来れば30年後に!!


ライグラフ先生を含め、恩師のことは又改めて書きたいと思います。





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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
★遙か下方に設置のカウンターは、サイトを複数回お訪ね下さいましても1日を1回とカウントし、又、私を入れない設定になっております。



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