辞書
ぐりゅーす ごっと Grüß Gott !
FC2ブログ
gruess_gott2_convert_20181021090224.jpg

2020-09

記録(その2) - 2010.08.20 Fri

8月19日

3:00 納棺式

その前に「湯灌(湯棺)の儀」が執り行われた。
義母の時もそうしたように(ただ、燃える前の座敷だったが)、庭からバスタブが運び入れられ、車から給水される。
そのバスタブの中で、煩悩を含めた全てを浄めるという儀式らしい。
横たわった義父にはタオルが掛けられ、遺族はひとりずつ「逆さ水」を注ぐ。足の先から胸元まで、桶から汲み取り手渡された柄杓を左手に持ち、水を残すことなくかけて行く。
顔も一人ずつ拭く。

その後、私たちは別室で待つ。

人体の不思議。湯灌を受けた身体は、命があった時同様、柔らかく自由自在に動くようになる。そしてお気に入りだった服にも着替えさせて頂ける。
義母の時は、義父の叙勲の折に着た和服だった。
義父は、家族の見慣れたシャツとズボン。

お棺に入り、上からジャケットを掛け。


夕方、アメリカから義姉(長女)が着く、というので、家族交代で近所の蕎麦屋へ出向いて久々の食事。


ところで、娘夫婦は早朝、父親に送られて成田から飛び立ちました。
こちらも、言ってみれば冠婚葬祭のひとつ。
今まで、誰よりも義父を看てくれていたのだもの。おじいちゃまも「元気に行っておいで」と伝えたに違いない。




8月20日

2時到着を目安に、ということで、少し時間にゆとりがあり2階のソファに座っていたのが・・・いつの間にか熟睡していた。皆さんが集まられたのも知らなかったほどで・・何とも情けない私。


今回の葬儀は「直葬・火葬」という形。所謂「密葬」で、「お別れの会(偲ぶ会)」は後日改め、仕事で関わってくださった方々と共に故人を偲ぶことと相成った。会場次第だが10月を予定。

だから今日は日華斎場にて火葬。
ごく内輪のみ、車を連ねて。

写真も不要、とのことだったが、やはり無ければ淋しい。早朝気になって目覚め、事後承諾にて教え子さんであられた池野徹氏のサイトから頂き、2枚をワード1頁に貼り付け、Copyrights©マークを入れてプリントアウトさせて頂いた。



誰もが吃驚したこと!!
義父は益々小柄になり、身長は160センチも無かったであろうに。。。
一番大きな骨壺を用意して下さったのだが、そして親族一通りお骨を箸で入れる儀式はしたのだが、あとは係の方でないと入らないと告げられたお骨の量!!
時々トントンと壺を台の上で叩いて細かいものを下に落としつつ・・
一同、「お別れ」というよりも寧ろ「入り切るのだろうか??」、と固唾を呑んで見守ったありさま。
流石にプロの世界は何処も凄い!!残ってしまうのでは?と思った量がきちっと収まったではないか!!

義母のお骨が、火災で壺ごと粉々になり、消防隊員の方々が必死で集めてくださったことを、おそらく天国で「私の分も」と義母が願っていたに違いない・・・




関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://allegrobunchan.blog18.fc2.com/tb.php/455-a6e6aa9e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

BGMがあれやこれや・・・ «  | BLOG TOP |  » 数日分の記録

プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
★遙か下方に設置のカウンターは、サイトを複数回お訪ね下さいましても1日を1回とカウントし、又、私を入れない設定になっております。



最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する