運転再開・続き - 2010.04.24 Sat
翌朝早速電話をしてみたところ「やっと再開しました」と。どうやら学生達の春休み中は新しく免許取得の若者達でごった返し、教官不足で中止していた模様。
申し込みに行くと、・・・私が通った25年前とはなんという違い!立派な建物!!
予約は27日まで一杯だ、と言う。でも毎日キャンセルが沢山出るので、ネットで調べて予約されたらよい、と勧められた。
出来れば今日乗りたいのだけれども、と話したところ、夕方遅い時間に二時限続いてキャンセルが出ている、という。
飛び付くように予約した。このままここで時間を少々潰していればよいのだから。しかも三階がラウンジになっていて、「此処は何処??」状態の綺麗な建物

雨が降り出した。
絶好のチャンス。折角教わるのだから、悪条件ほど有難い。
ピアノでも、演奏会が近付くと、わざわざ条件を悪くして(例えば「寝起き」とか、「手を水で冷やして」とか…)一発勝負の練習をしているし、生徒にも勧めているほど。
一時限目はコースを何回か回り、ブレーキに慣れた。我が新しい中古の愛車 は、ブレーキが固くて可成り力を入れて踏む。それが、教習に使う車は・・・流石高級車!しかも整備が行き届いていて・・例えるなら、中古のアップライトピアノと、新品のコンサートグランドの違い。
アクセルペダルは兎も角として、ブレーキペダルの深さというか柔らかさ(段階?)、
だから、ちょっと踏んだだけで急ブレーキとなってしまう。これに慣れるのが大変だった。
(ピアノでも楽器によって違うので、踏む深さを10段階と考える様に日頃から生徒たちに言っている身。「ハーフペダル」と言っても決して半分ではない、とも。)ピアノでうるさく言っている人が「出来ない」は無かろう!と集中して頑張った。
そして路上へ。
環八から青梅街道へ走り、上井草方面へ走ったと思う。
疲れる間もなく集中した・・・ブレーキに・・・
雨は益々酷くなり、素晴らしいチャンス!!
二限目は東京女子大方面へ。雨でミラーも見えない上に渋滞。学生がはみ出している。良い良い!!絶好のチャンス!!!
怖いものは無くなった気がした。
自転車は置いて帰ったので、翌日は取りがてらキャンセルを見に出向いた(何故かネットから繋がらなかったこともあり)。
夜の一番遅い二限が空いています、とのこと。
お~~~~、素晴らしいではないか!!
帰宅してデスクワークをし、生徒を一人レッスンし、少々仮眠を取って出向いた。
真っ暗。
この日も路上。
一限目の教官は、何も細かい指示は出さない。「左折したら次の信号は右折です」といった表現。つまり左折したら第2車線にいきなり入りなさい、という意味だ。予め何も言われない(危なそうなことをする迄は何も仰らない)有難い教え方。命がかかっている指導とピアノの指導とを比較する訳には行かないが、私もピアノに於いては生徒が何をやっても最初は通奏させる。
「12年間運転してないとは思えない。よほどその前には乗っていたんですね。」と言われた。確かによく乗っていた。他県までもどこまでも・・・(まだ携帯も無ければカーナビも無い頃。赤信号の度に地図を進行方向を上にぐるりと向けて確認しながら、子供達を乗せてよく走った。何しろ「高速教習」も無かった頃。免許を取って数日後、いきなり首都高速に乗って、地図を見る暇の無さに愕然とし、信号機の存在を違う意味で有難く思ったのが昨日の様・・・)
・・・と褒められても、可成り疲れた。次の時間はもう帰りたいほど。
でも、こんなコンディションでどの程度運転出来るか、ということも、隣りに教官が座っている時でなければ試せない。
二日にわたって計4限。大変勉強になった。
翌日、愛車に乗ったところ・・・何とも・・・(小さい、狭い、アクセルが利かない、ブレーキは固い等々)
分相応というものだ。
雨にも拘わらず荻窪まで買い物に行けたし、もう万々歳

これでカーナビを使ったなら、昔の「方向音痴による迷い」も不要

尤も、知っている道しか走らないだろうけれども。
今後、注意を最大限に払って運転致します。
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