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2020-04

アンサンブル - 2009.08.14 Fri

ピアノという楽器は、ひとりで沢山の音を弾けてしまうが故、共演者を必要としない曲が圧倒的に多いです。

けれども、音楽は人に聴かせて音楽となり、勿論奏者自身も楽しむ訳だけれど、「演奏している音楽の流れを聴き、先を考える」という作業の反復をしている訳で、これはひとりで弾いていてもアンサンブルをしていても同じことだと思います。
ただ、アンサンブルとなると互いの音量のバランス、テンポの揺らし方、一緒に決めるべきところ、等々、ひとりで弾く時には許されてしまうかも分からない、最低限必要になることが多く出て来ます。
更にレヴェルアップすれば、自分の音楽をぶつけつつ、相手の音楽と如何に融合させるか、という楽しみ。特に本番でも、練習合わせの時とは違う音楽を作ろう、という即興性・・・(これはチョット難しい話になるのでやめておきます)

そういう訳で、もしピアノを習っておられる方であるなら、日頃から室内楽や伴奏はお薦めです。

久々に二台ピアノ用アレンジをしています。
相手を思い遣る心を育てる…と言ったら大袈裟ですが、独りよがりでは済まない反面、ひとりでは弾けない数の音を心で合わせて、大きなものを作り上げていく大切さと喜びを感じて貰いたく…。しかも指揮者は居ない訳です。

すっかり「発表会開催」から遠のきましたが、1980~90年代は出来るだけ毎年行い、アンサンブルを入れていました。
ただ、この楽譜入手が困難で・・・
何故なら、ピアノを始めて数ヶ月の生徒もいれば、数年弾いている人も、音楽(ピアノに限らず)を目指している人も、音大を出た人も……等々、生徒の数だけ、弾いてきた年数も経験も違う訳で・・・
色々な環境・練習経験に対応している既製の楽譜はありません。
折角なら、二台ピアノで…可能な場合は6手、8手でのアンサンブルも楽しめる場です。

それなら、私が書いてしまおう!!
弾く人の能力に合わせて書けば事は解決!!!
・・・それで、一体どれだけの曲を書いたことか・・・
当時はパソコンなど知りませんから、勿論手書き。読める様に丁寧に書いたつもりでも判読不能の場合もあり。
又、住んでいる地域は様々で、各県から、しかもピアノ以外の都合もあり…となると全員集合出来るのは本番の直前数回でした。

本番は、私が一緒に弾けたならどんなに楽だろう、と思う箇所もある訳ですが(つまりもっと自由にテンポを揺らしたり、cresc. dim. を付けたり・・・)
それでも、一生懸命に弾いている子供達の演奏は、「よくやった」「よくやった」と言いたくなるほど楽しいものでした。
幼いなりに、そしてレヴェルなりに、大抵「楽しかった!」と言ってくれるのが何より嬉しい。
あそこをもっとこうしたらよかった、等と思っても、指揮者なしの4人で、本当に「よくやった!」が本音となります。ペダルも脚の届く人が、相手の音も考慮しながら一生懸命に踏んでくれる訳です。
下のものは、もう何年前のものだろう??(何十年ではない事を願います
演奏している4人は現在とっくに社会人となっている・・・もしや30歳近くなっている??
宜しければお聴きください。
モノは、ピアノ2台8手での「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」メドレーです。
(冒頭は、椅子のセッティングなどに時間がかかっております)


MP3ファイルを聞くにはプラグインが必要です。
Copyrights©Chieko Oku All rights reserved.

又いつの日にか、この様な3人・4人でのアンサンブルを!!


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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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