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2020-04

ゆとり教育に物申す(2) - 2009.02.08 Sun

土曜を休みにし、授業時間数を減らし、教科書はほんの薄っぺらい(内容的に)ものとなり、その様な義務教育だけを経たとしても、他に熱中することがあれば良い。
下手な授業を受けるよりも、余程子供の「考える力」「思い遣りの心」を育てると思うからだ。
しかし、学校にだけ通うのであれば・・・


語学だ!
自分に沢山の失敗経験があるだけに強調したい。

まずは国語。
自分が何を言いたいのか、訴えたいのか、ちゃんと言葉にして相手に伝えられること。
(相手に伝えたい内容を増やし育む手段にもなる)

そして、ヒアリングと発音だけでよいのだから、英・独・仏。
この基礎があれば、大人になってからいくらでも伸ばすことが出来ると信じている。
音感教育にも似て、8歳までが一番入る。15歳までもまだOK。
その後も、努力すればいくらでも可能ではあるけれど、努力を(殆ど)せずとも身につくのは小学生までだ。

勿論ネイティヴの教師での授業だ。
どれが何語なのか混乱してしまう、ということなど気にしないで良いのではないか?
間違って仏語を喋ったら、他の語に言い換えればよいのだから。



私の留学時代は、言葉を疎かにしたことで随分損をした、と思っている。
勿論大学では2年間ドイツ語を第2外国語として選択した。だが、トーマス・マンやカフカの難しい小説を辞書を引きながら訳しても、会話には全く役に立たない。役に立った事と言えば、例えば、好きなヘルマン・ヘッセの訳本を読んで、「高等中学」とは何ぞや?と思った時、原語の本で「あぁ、Gymnasiumのことだったのか」等、時間を余りかけずに調べられる…その程度のものであって、他に何もメリットはなかった。
留学の可能性が出て、週にたったの1時間半の会話の学校に1年通ったが、せいぜい買い物が出来る様になる程度だ。
NHKのラジオの会話の方が余程内容的に面白かった。ヨハン・シュトラウスやレントゲンを扱ったものなど。
ただ、これとて、ゆっくりと読んでくれるトピックを文字を見ながら聴き取る程度。

音楽の道に限らず、語学は出来ないよりは出来た方が良い訳で、「耳」と「口」が最も一致するのは義務教育の年齢である、ということを強調したい。これからの世の中、どうなって行くのか、どの様な仕事に就くのか分からないのであれば尚更と思う。
人の命を救うことに繋がるかもしれない。この様な世界情勢で。

通じないジャパニーズイングリッシュを喋り、聴き取れないネイティヴの発音に、通訳を使っている政治家たちを見るにつけ、年数ばかり長く履修した日本の英語教育には全く恥じ入るばかりだ!!!



それにしても、「過ちを改むるに憚ること勿れ」


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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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