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2020-04

Wien bleibt Wien?  - 2008.02.02 Sat

どうしても街に出ねばならない用事があり,路面電車を待っていた。
ずっと暖かな天候が続いていたのに,今日は久々にみぞれ混じりの寒い日。
ここの駅名が「Himmelmutterweg」というのだ。その道(Weg,どちらかというと小道)はまだ通ったことがないのだが,Himmelmutterとは,カトリック教国であるから当然「天国のマリア様」のことだと理解しつつも,一昨年暮れに亡くなった母を,電車のアナウンスが流れる度に思い出してしまう。
その母の話は又改める。

今日は珍しく,見ず知らずのお年寄りが私に話しかけてきた。
2002年に,約20年ぶりにウィーンを訪ねて以来,何度かホテルでの短期滞在の機会は
あったのだが,見知らぬ人に話しかけられる,ということが少なくなり,ウィーンも変わったものだ,と思っていたのだ。
今回の様に普通の家に長期にわって滞在するのは帰国以来のこと。短期滞在だった時は表面しか見ることが出来なかったのかもしれない,と思うことにしていた。
だが,ウィーンも変わったものだ……佳きにつけ悪しきにつけ…
昔は(という言葉遣いをする年齢になってしまった),見知らぬ子供たちがすれ違いざまに挨拶をしてくれたのに・・・お年寄りの多い国で,一体若者はどこに居るのだろう??と思う国だったのに,今は日本と変わらず多い若者,そして全員とは言わないまでも,しっくり来ない態度・・・
昔のお年寄りたちは,顔見知りでなくとも何かと声をかけてくれたものだったのに。

今日,その電車を待っていた時,多分80歳は過ぎているであろうお年寄りが,「今日もこんな天気。いやになっちゃうわねぇ。毎週末こんなおかしな天気で・・」と話しかけてきた。それで,「そうですね,先週は暴風(Orkan)が酷くて」等,ぶつぶつと互いに天気予報も当たらない,等嘆いていたのだった。

連想して,昔の日本は…と振り返る。親でなくとも,近所のおばちゃん達が普通に子供達に話しかけ,時には叱って,…はごく当たり前のことだった。
今では,ちょっと注意しようものなら,一緒に居る親に睨まれてしまう。
世界的現象??
用事を済ませて,折角出たついで,Kärntner Strasseを銀ブラの如くウィンドウショッピングした。今はどんなものが土産品に良いのだろうか,と昔からある所謂観光客用の店に入ってみたところ,小さな男の子が売り物のオルゴールで遊んでいた。店員が注意したところ,子供はサッと止めたのだけれど,母親と思しき女性は,何を思ったのか店員を睨みつけていた。


話転々。
その後,バーゲンも終わりと思しき「H & M」という,流行りの服を売るお洒落なチェーン店に入った。この店は街の至るところにあり,デザインが良くて,しかも甚だ安価!
流石に冬物は余り残っておらず,春物夏物などまで眺めていたのだが,安い訳が分かった。
本店はストックホルムにあるらしいのだが,made in の後を見ると,ブルガリア,チュニジア,トルコ,カンボジア等々。ちょっと高級そうなしっかり出来たものは中国。へぇ~~~っ!!


一旦帰宅して長々昼寝をしていたら,美術館のひとつ,アルベルティーナに出掛けていた娘からメールが来た。どこかでたまには夕飯を食べよう,ということになっていた。
さて・・・どこが良いか・・・

街に出て考えた。
30年前,よく食べた店にひとつに"Wienerwald"という鶏肉のチェーン店があった。
鶏を丸ごとだったり半分だったり,パン粉で揚げてあったりローストしてあったり。
鳥インフルエンザが流行った為か,実際店舗数が減ったのか??単に私の目に入らなかっただけだろうか?今日はたまたま目に付き,これは是非一度食べるべき!と娘を誘って入ってみた。
所謂サラダバーがあって,あぁ,時代が変わったなぁ…一番の感想。
しかも1/2のBackhendl, 当然大きなまま出てくると思いきや,何と!まさにケンタッキーフライドチキンの様な切り方!ぶつ切りにして衣(ケンタッキーと違って表面はパン粉だが)を付けて揚げてあったのには,ひっくり返りそうに吃驚した。

長い階段,坂道,今日は2往復した。昼寝を挟んだとは言え,可成りのリハビリ効果。

下は,先週末の暴風(Orkan)の「Paula」

新聞3


オーストリア至るところで凄まじい被害があった模様。
被害総額100,000,000ユーロ。
ウィーンでは350回も消防車が出動したらしい。
史上最大の風速230km(時速)を記録したところもあるそうだ。
秒速に直すと……3.6で割ると……日本に上陸する大型台風の2倍くらい??

新聞2


新聞



大変な話題も,Opernballや,シェーンブルンの動物園でのパンダ誕生の話題に消されがち。


そうそう,帰りにBonbon屋さんに寄ってチョコレートの量り売りを買った。
ウィーンでの量り売りはチョコレートに限らず,単位はDeka(1Dekagramm=10Gramm)だった。今回初めて目についたのは,どこでもデカではなくグラムで表示されていること!!
今日はその量り売りのチョコレート屋さんで訊いてみた。いつからグラム表示になったのか?と。
すると,女主人と思しき人が,「ウィーンはいつでもデカグラムですよ」と。
「グラム」と書いてあるものを,スーパーでも「デカ」にて買っている私。そろそろ「グラム」と言わねばならないか??と思っていたところ,その様に言われ,私は「デカ」を通すことにした。(ひょっとすると,ドイツ正書法の変更で,書き方だけは変えねばならなくなったのだろうか??どなたかご存知の方,お教えください。)

又もや支離滅裂な日記となりました。

追記:
しかも,私のパソコンは日本時間のままにしてある為,そのまま記録すると時差が故に翌日の日記を書いたことになってしまうことがある。この日記も4日になって気付き,訂正しました。


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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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