2001年新年 - 2001.01.11 Thu
夫は早々に演奏旅行。
快晴。富士山辺りを通る,と言う。途中で落として貰ってOさんのお姉様の店にて富士山を満喫しようと思ったが,年賀状もまだ沢山残っているし,止めて近所の神社へ。
おみくじを引いた。Oさんの分も引き,とてもよかったのでファクスでお姉様宛に送信。
1月2日
昼12時から20:00頃まで,中学以来の友人宅に「ご馳走」に惹かれ,久々にお邪魔。大勢集まった。(送りは夫,迎えは息子にて)ワイワイ楽しかった。
帰宅して,演奏会のパンフレットなどの作業。
1月3日
演奏会の案内,CDの宣伝などを作る。
妹来宅。
Stolz聴けど書かず。
夜,回転性の眩暈酷い。
1月4日
倦怠感甚だしく,病院はキャンセル(矛盾!)
年賀状やメール。
夜からRobert Stolzメドレーの編曲に取り掛かった。まずは „Mein Liebeslied muss ein Walzer sein“
1月5日
相変わらず年賀状,メール。
編曲は, „Im Prater blüh'n wieder die Bäume“
流石に倦怠感。
1月6日
朝までぐっすり眠った。
結婚22周年。
編曲は, „Ob blond, ob braun ich liebe alle Frau'n“
1月7日
編曲は, „Auf der Heide blüh'n die letzten Rosen“
1月8日
編曲は, „Die ganze Welt ist Himmelblau“
午後1時から4時半まで実家にて生徒たちの勉強会。
倦怠感,立ちくらみ甚だしい。
1月9日
12時半と2時の受診予約は2時半から2つとなった。レストランで楽譜を広げてアレンジ。
書いた分は朝コピーして,弦4人に送った。
甚だしい疲労感で院内を歩けず,動悸と息苦しさ。珍しく聴診器を当てて頂いた。
1月10日
大阪のTさんより恐怖の電話。何でもNHKのナントカさんに手紙を書くべく。(怪しい)
1月11日
リハビリでは,今までで最悪,と指摘された。皮膚科では検査データのみしか相手にしてくれない。検査値がどうあれ,息苦しく倦怠感も甚だしいのだから何かしてくれても良いのでは??
とは言え,受診後にレストランに行けば,あれこれリクエストを受け,「ラ・カンパネラ」やスクリャビンのエチュードまで弾いてしまった!気分は少し晴れたが,フラフラは限界かも分からない。
それにしても,
マスメディアの影響の大きさたるや!!!
「戦場のピアニスト」で有名になったショパンの遺作のノクターンやバラード第1番のリクエストを受けること屡々。
これらは余り問題ないのだが,問題はリストのパガニーニ練習曲から
「ラ・カンパネラ」!!!
有名にして下さった演奏家には感謝する。私もこの曲は好きだから・・・しかし・・・
その演奏家のお陰で,私が演奏すると「そんなに速い曲なんですか??」
物知り顔の患者さんは「倍速いですよ」
ちょっと待って!ちょっと待って!!
この曲は元々がパガニーニのヴァイオリンコンチェルト第2番の第3楽章「ロンド」である。速さは(ヴァイオリンも勿論奏者によって速さは多少違うが)Allegretto moderato。8分の6拍子。ピッツィカートやスピッカートや頻回なるフラジオレット(しかもドッペルあり)を駆使した技巧そのものが音楽になっている面もある。そのキャラクターもリストは模倣している訳で…ピアノでは連打や素早い半音階のパッセージ。速さは単にAllegrettoとなっている(moderatoは付いていない)。同じ8分の6拍子である。
それらのキャラクターを感じた時,最初がいくら跳躍するメロディーだからとて,そこの都合でテンポを決めて良い訳はない!リストの技巧の見せ場ではないか!!
その様なことを感じるのは,どうやら私だけではない様だ。
1999年に出版されたCD,「11人のピアニストによるラ・カンパネラ」(タイトル,うろ覚えですが)は痛快極まりない。しかも最後にヴァイオリンの原曲も入っている。
○○○・○○○○さん,お聴きになられましたか?
(失礼な日記でしたらお詫びを申し上げます)
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