FC2ブログ
halloween_convert.jpg

2020-10

6歳児に和声を教える - 2020.07.30 Thu



コロナ禍、3月は幼稚園の卒園式まで保育が無くなった。
緊急事態宣言も出され、小学校の入学式はあるのだろうか…
両親同伴のもと、無事に行われた。
けれども、(記憶によれば)翌日から自粛生活。

ピアノを教えているが、学校の宿題と並行するだけでは、この時期勿体ない。
ピンチはチャンスに!…は大袈裟なれど、「和声」を教えてみた。元々興味があるようなので。

最初はハ調長音階のド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ドそれぞれの上に三和音を作る。
(すると、こちらが何も言わないのに、「レファラ、ミソシ、ラドミは短調だね!」と嬉々としている。何か見つけるのが大好きなのだろう…)
全部の三和音が揃ったところで、それぞれが、トニカ(T)、ドミナント(D)、サブドミナント(S)、のどれに属すか。
あらすじとして流れるカデンツを味わわせる。

V(大文字)の三和音の更に上3度の音をのせると属7、もう3度上の音を重ねると属9、次に根音省略形を教える。
ここで単語をどうしたものか。。。「借用和音」はそれぞれの漢字を訓読みで読ませると、「しゃくようわおん」と意味と共にいともすんなり覚えた。グループ分けは後にして、同主短調で属9を作らせる。根音を省略させる。減七の和音が出来る。
本来なら「同主短調の音を借りる」という意味の借用和音だが、正しく「準固有和音」と教えるべきか・・・「準ずる」は分からないだろうなぁ。固有和音は良いとして。鵜呑みにさせる??
その他の借用和音はこれからじっくり様子を見ながら順を追って考える。

ここらで「五度圏」をやってみようではないの!
長音階のしくみを調べる。4つの音が全音ー全音ー半音と並ぶテトラコルド。まずは「ドーレーミーファ」の組、同じ全音ー全音−半音で「ソーラーシード」の組、その2つを全音で繋ぐと、あ〜〜ら不思議、ハ調長音階が出来る。その後半の「ソーラーシード」の上に、同様に全音で繋いで全音−全音−半音の「レーミーファ#ーソ」を繋ぐ。ト調長音階の出来上がり・・・・・それをずっと続けると、まだまだ習ったことのない調性は出てくるものの、途中から♭に置き換え(異名同音)ひたすら「全音ー全音ー半音」の4音グループを全音で繋ぎ続け、結局元の「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」に戻ってくるよ、というお話。
普段、指練習などさせていると、お喋りが止まらなくて、練習している時間より喋っている時間の方が長いような子供が、一生懸命他のことには目もくれず、たどたどしいながら、音符を書き続ける。最初の方は説明して手伝う。
同主調で♭に書き換えた方が読みやすいし書きやすい辺りでアドヴァイスする。黙々と描いている・・・
きっと好きなのだろうなぁ。。。

下、その作品とも言える「五度圏」の輪。
許可を得て載せます。

8229846_2333001931_68large.jpg

8229846_2332919567_146large.jpg

8229846_2332919566_2large.jpg

この辺りで#を♭に書き換える(異名同音)ことを教え、嬰へ長調は変ト長調に入れ替わって行く。

8229846_2332919565_129large.jpg

そしてハ長調に戻る。

8229846_2332919564_180large.jpg

本当に好きなんですね〜〜・・・

音符を書いたのも、この日がほぼ初めて。
漢字の「嬰」と「変」は直ぐ覚えたが、「長調」は私自身、書き順を間違って教えるといけないので、敢えて平仮名💦💦

コロナ禍の1日でした

関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://allegrobunchan.blog18.fc2.com/tb.php/1436-ff2afd1a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

文明の利器、辟易・・・ «  | BLOG TOP |  » 冴えない日はトコトン冴えない!!

プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
★遙か下方に設置のカウンターは、サイトを複数回お訪ね下さいましても1日を1回とカウントし、又、私を入れない設定になっております。



最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する