切り紙 - 2019.05.08 Wed
(今頃ながら……春休み、3月26日の記録)
5歳の孫と折り紙を切り抜いて遊んだ。
というのも、「切り紙しようか?」と言うと、綺麗な折り紙を無造作に折り曲げてはスッチョンスッチョン切ってバラバラにしてしまうので。これは先ず折り紙の「対角」をピッタリ合わせて折ることを教えないと・・と思っていたことから始まった。「痛いほど角をピッタリね」と教える。(この「痛いほど」は、私の6歳下の妹を相手にしていた時の、父方祖母の口癖…)
なんだ、教えれば直ぐに出来るじゃぁないの・・折紙での切り紙ほぼ初体験なのに、と感心した(半分は祖母の「痛いほど」との言葉遣いに)。

最近の子供は、テレビやゲームなど、受動的に楽しむ時間は沢山ある。それは私らの世代には羨ましいことではあるが…
我が母が、妹や私の「成長の記録」と称したスクラップブックを作ってくれてあり、「お絵描き」や「切り紙」なども記録保存してくれてある。
近所のおともだちの作品なども記録して貼ってくれてある。母の愉しみだったらしい。私にとっては、そのスクラップブックを見ることで、当時の光景が即座に蘇り、60年以上も(70年近く??)前にタイムスリップ出来る嬉しさ!
今見ると、どのおともだちも丁寧に輪郭を描いたりクレヨンで紙の隅々まで色をしっかり塗ったり・・・改めて感心してしまった。
これは物に乏しい時代だったからかもしれない。雨の日などは他にすることもなく。
土日は父もよく遊んでくれた。
下は私が3歳の頃。
図柄を色とりどりのクレヨンでザッと描き、その上をまっ黒いクレヨンで塗り潰し、鉄筆で絵を描いてくれたもの。

私は寧ろ切り紙。安物にしか見えない折り紙。昭和20年代当時としては高価だったのだろうなぁ。
うっすらと思い出すのは、一旦「折紙」で遊んだ紙を開いて、切り紙用に折り直して切ったこと・・・


保存してくれた母に感謝。
これを見て、孫も「やりたい!」と言い出した。
ところで、孫を相手に私も(こっそり)切り紙。

そして「何回ハサミを入れたと思う?」と問いかける。
「う〜〜〜ん・・・」と眺めて悩む孫。
「畳んだ山を逆に折っていってごらんなさい」と言うと、よっこらしょ、よっこらしょ、と折り始めた。
難しかったかな?




「2回!!」
張り切って答えた。
余りやると「教育婆」と化しそうなので、ここでおしまいにした。
下は、孫が切っている間の私の時間潰し。


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