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2019-11

「夫の食道アカラシア」の続き- 手術 - 2018.02.21 Wed

(2月21日・記)

予定通り2月6日入院、翌2月7日手術。
術式も予定通り「POEM法(per‐oral endoscopic myotomy)」にて。

9日に説明を聞きに出向き、経過は順調だそうで、「11日に退院しますか?」と言われたほど。
2週間は安静に、刺激物を避け、重いものは持たない、など諸注意。
仕事がコントラバス奏者ですから…弦の張力はトン単位。演奏は暫くとても無理でしょう…

しかも、普通のアカラシアとは違い、ジャックハンマー食道という特殊な食道だそうで(アカラシアだけだって10万人に1人という奇特な病気だというのに)、普通は10センチほど切るところを17センチ切ってくださったそうだ。
食道の外の壁と内側の粘膜に挟まれた筋層を、ファイバースコープ付きのメスで(実物見ていません)切り進めることで締まり過ぎる筋層を緩くし、切った部分は片っ端からクリップ(いずれ吸収されてしまう)で留めて行く。その留めた画像は見せて頂いた。また、切る前の食道から胃へのバリウムの流れと、切った後の流れを比較して見せてくださった。切る前のものは食道にバリウムが溜まり、胃までの経路は黒いまま。術後は食道に溜まるや、バリウムの白い影は即刻するりと胃に移動。
うん、これは大変なことです。大変な術式を思いついてくださった井上教授に感謝!!(生憎一度もお会いできませんでした。世界中を飛び回っていらっしゃる方だそうで)

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食道の表面に傷はないため、翌日からお粥、4日目には普通食。手術から5日目に退院をし、帰りに蕎麦屋に寄って「玉子丼セット」を頼み、蕎麦は完食!!

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とは言え、17センチも切っているので、時々襲い来る痛みに胸をさすったりロキソニンを飲んだりはしていますが。
無事に手術を終え、退院したという報告まででした。
どなたか同じような症状をお持ちの方への参考になれば…と。


因みに、行きは私の発熱で(正しくは発熱は2日前で、ドクターストップ)送ること能わず、夫1人でスーツケースをガラゴロ転がして入院。演奏旅行に行くような出で立ち。退院時も私の軽自動車は腰に負担がかかるため、さりとて夫のアルファードを運転する勇気はなく、電車を乗り継いで(1回のみ乗り換え)帰宅。
日本全国から手術を受けに来られる患者さん方を思ったら、甚だ近いものです。


下は病室からの眺め
(本来は右端ビルの谷間に富士山が見えるそうだ)
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(右下に写っているバスが、一日数回フェリーだったか水上バスだったか、バスごと船に乗って運河の景色を堪能できるらしい)
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病気の詳細はまた改めます。初期症状はここに書いた・・・
最初の検査は近場のクリニックで。ここでは病名こそ付かなかったが、症状はまさに「食道の筋肉の締め付けが強すぎ」「食べた物を胃に送る筋肉が次々に連動しない」「噴門が甚だ固い」という説明そのものズバリ!!



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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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