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2023-10

夫の食道アカラシア - 2017.12.08 Fri

(記載:12月18日)

こんな話題しか書くことがない・・何ともな年齢になったものだ。


前の日記のリンク「記録」後の経過は、確か1〜2年後に糖尿病でのかかりつけ医のところでも麻酔なしのファイバースコープで覗いて頂いた。キシロカインでアレルギーが出るって、本当に大変!!
結果は同じ。夫は局所麻酔に替わる鎮静剤で爆睡していて記憶の彼方らしい。

そうこうするうちに、かかりつけ医からその障害は「食道アカラシア」という名前であることを知らされた。
悪いものならとっくに手遅れになる時期だわ、と至って呑気に構えていた。
バルーンを使った治療方法もあるが難点もあり、そうこうするうちに新しい手術方法(但し身体にはメスを入れないPOEM法)が開発され、その開発者の教授がおられる病院を紹介された。それが江東豊洲という次第。

ここで又検索をする私。去年から保険適用になっているそうだ(その前は、高度先進医療対応)。

6日に検査入院、翌7日は朝から絶食で丸一日検査だから、私が行ったところで何もすることがない、との看護師の話は有難く、たかが豊洲の往復ですっかり疲れの残った私は、家で爆睡して過ごさせて頂いた。

8日は夫と共に検査結果を聴くため、私も出向いた。
若い担当医から結果と今後の治療法の説明を受けた。
即刻10日に入院すれば…云々…(多分年齢からとっくに定年退職後の身分と思われたに違いない)話が進みかけた。悪いものではないのなら、とのことで仕事が一段落する2月に今度は全身麻酔での手術との予定が立った。

手術法はPOEM法(per‐oral endoscopic myotomy)という、食道を覆う外側の筋肉と食べ物の通り粘膜との間にある筋層を(という言葉ではなかった気もするが)、喉を切開してファイバースコープの先に付いた小さなメスで胃に到達するまで切り進むらしい。病名も「食道アカラシア」よりも少し複雑な、だったか種類の違う、だったか、「ジャックハンマー食道」というそうで、術式は少し複雑になるのだったか?いずれにせよPOEMには変わらないようだ。
一通りの説明を受け、「何かご質問は?」と訊かれても「何が分かって何が分からないか」が分からず、う〜〜〜ん・・・「病院のサイトのPOEM法のリンクを開くと、訳の分からないサイトに飛びますが…」と何ともな質問しか出来なかった。(書類一式を渡され、帰宅後読んでも分からない!正しくは、文字を追えない。でも「何が分からないか」が分かってきて、「もう一回出向いて質問したいわ」と毎度のパターンの私)


退院手続きをして解放。
18年の間に、何とも近代的な都会になったことか!!昔ながらの長閑な風景や店舗は何処?
ガラス窓の小学校に、高いビル、ビル、ビル・・・

写真も撮ったが、記憶できないので順不同。物見遊山ではないのだから。
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でも、豊洲駅近辺の昔ながらの「定食屋」で昼食。
Instagramはしていないので写真も撮らないが、大きなカキフライが美味しかった!

帰路は、未だに乗ったことのない「ゆりかもめ」で新橋へ。
相変わらずおのぼりさんの私。

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(以下、順不同)

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この話題の続きは多分2月になることでしょう。
ひとまず送信。


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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました(ブックレットの表紙は、父・奥 龍之介によるものです).その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」は, 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.(動画での説明は遅れたまま)
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルはYouTubeでの記録です。
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スクリャビン:練習曲Op.42/5

演奏:1979年の奥千絵子
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室内楽アレンジ:奥 千絵子

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