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2020-10

Du holde Kunst - 2017.11.27 Mon


Schubert作曲の"Du holde Kunst"(An die Musikの冒頭の歌詞)が真っ先に浮かびますが・・・

ウィーンに留学して真っ先に購入した格安のラジオ。1974年の話です。
何を喋っているのかさっぱり分からない当時。新聞のラジオ欄を見ることにしました。
眺めていると"Du holde Kunst"の文字。
点けてみると「詩の朗読と音楽」の時間のようでした。詩は分からない単語だらけでも、著名な「いにしえの詩人たち」の詩や散文。勿論音楽にも聴き入り、愛聴番組となりました。
帰国して36年が流れ、SNSで再会した友人が、先日Ö1(ラジオのÖsterreich 1)の番組をリンクして下さって(そのリンク先はウィーンフィルの演奏会のライヴだったのですが)、懐かしいÖ1に再会!!更にあちこちをクリックして色々な番組をつまみ食い……何と!!今でも当時の"Du holde Kunst"が存続していることを知り、過去一週間分の番組表から早速クリック!頭は1970年代にタイムスリップ・・・
昨日からは;
http://oe1.orf.at/player/20171126/494854


脳細胞というのは不思議なもので、意識していない場所で徐々に繋がってくるようです。
70年代当時、その"Du holde Kunst"を聴いていた時、「日本で聴いていた番組のドイツ語版みたい!」とすら感じたものでした。けれども、その日本の番組が何だったか思い出せず、存在すら忘れ去り、この年齢に至っていたのですが、今朝ふと「そうだ!串田孫一さんの番組ではなかったか!?」と突然記憶が繋がった。
又しても「便利な時代になったものです」。「串田孫一 ラジオ」で検索をしたところ、その記憶に間違いはなかった・・「串田孫一 音楽の絵本」というFM番組だったようです。詩の朗読と共に音楽が流れる。
残念なことに串田孫一さんも亡くなられて久しいことが分かり、本当に時は止まっていてくれないのですね。
最終回がヒットしました;
https://www.youtube.com/watch?v=r36QlU89CLE



話は過去の別な話に飛びます。
1998年のリサイタルを(当時の症状から、真剣に「これで最期かもしれないから」と思い)音源として保管して頂き、2000年秋には寛解を保てるようになり、「名曲のたのしみ」とのタイトルにてCDとしてリリースした。そのブックレットに、厚かましくも皮膚筋炎治療での担当教授に文章をお願いした。音楽への造詣が深いことを存じ上げていたので。
「『白鳥の歌』にならなかったリサイタル」とのタイトルで感銘深い文章を頂いた。
謝礼を…とお尋ねすると、「『An die Musik』を弾いてください」とのこと。平成12年12月12日、半世紀を生きることが出来た感謝を込め、お世話になった大学病院でトークを入れたリサイタルの場を頂戴していたので大急ぎでアレンジし、プログラムに入れて弾いた。意外なことに評判の良いアレンジだったようで、翌2001年にはその曲を含め、いずれCD化する前提で3枚分の曲数を収録した。2006年に2枚組としてリリースする運びとなったが、CDのタイトルは「名曲のたのしみ・その2」、サブタイトルを"An die Musik(樂の音に寄せて)"とした。

記憶の奥深いところで"Du holde Kunst"が繋がっていたのかもしれない。
そう言えば、テレビのない幼い頃に家族で聴いていた番組に、「名曲の楽しみ」というタイトルのものがあった気がする…

(自分の文章は校正も構成も無視で送信


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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
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演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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