FC2ブログ
A D M I N

2020-04

今年も又浜松へ(というタイトルが既にあったが) - 2017.02.07 Tue

(2月11日・記)

今年も又浜松医科大学へ。
戸倉新樹教授のご指導のもと、医学部2年生対象の「医学概論」にて「皮膚筋炎・多発性筋炎(と乳がん)」の講義をする。
毎年同じようなことばかり書くのもどうか・・

今年も講義は午後。朝の新幹線で出向いた。
品川に早く着きすぎ、大福と本を買う。
8229846_2244051946_182large.jpg


快晴の富士山など、今さら撮らなくてもよいのに、スマホの便利さでつい撮ってしまう。

(電線の無いところをねらう)
8229846_2244051936_57large.jpg

(雲ひとつないと、何だか物足りない)
8229846_2244051901_123large.jpg

8229846_2244051891_134large.jpg

これでは旅行記ではないか!!


講義のタイトルは同じなれど、今年は例年とは少し違うことを加えた。
何よりの教科書にもなる、私のCD「樂の音に寄せて」に戸倉教授ご自身が書いてくださったライナーノート。そこに膠原病「皮膚筋炎・多発性筋炎」に触れられ、ピアノを弾く動作に必要な「遠位筋(体幹から遠い筋肉)と近位筋(体幹に近い筋肉)」のことを記してくださってある。
例年だと、ピアノを弾く動作については私が口頭で述べるだけなのだが、ピアノを弾く学生が毎年ほんの数名であること、これは是非とも実際に弾いて「指だけ、つまり遠位筋だけで弾くのではない」ということを目の当たりにして欲しい!!
事前に希望を述べたが、生憎大学にピアノは無いとのこと。病院にクラヴィノーヴァならあるという。まぁ、何も示さないよりは良かろう・・・でも、どんな風に音が出るのか事前に試したい。
無理を申し上げ、昼休みに試弾させて頂いた。予測していたことだが、遠位筋を巧みに使うモーツァルトのニュアンス豊かな16分音符はカスカス。近位筋を使っての大音量、しかも豊かな響きで出したいショパンやシューマンのフォルテ、これも音が割れる。
ふむ・・・でも、音大生ではないのだし、示さないよりは示した方が…何かひとつの知識にでも体験にでもしてもらえれば(医学部二年生、これからどういう患者に出会うのか分からないのだから)、と時間を使うことにした。


本来私が話すべきあれこれは、教授がかいつまんでご講義くださり、私のメインは「遠位筋」と「近位筋」との使い分けの説明と試演となった。上腕や肩甲骨周辺、支える腰などが分かるように、敢えて背中を学生に向けて弾く。説明しては少し弾き、説明しては又少し弾き、あれこれあれこれあれこれ・・・・


(以下は順不同の数枚ながら。学生は200名ほど。前4列目あたりから雛壇式に可動式の椅子が並ぶ)
8229846_2244047748_21large.jpg

8229846_2244047746_237large.jpg

8229846_2244047747_50large.jpg

8229846_2244047743_227large.jpg

8229846_2244047740_195large.jpg


うーーーん、やはり普通のピアノを弾くつもりで弾いてしまう。これ以上弱く弾いたら音が抜けると分かっても弱く弾いてしまうし強弱も付けてしまうし、こんなに腕を使っても音量は増えないと分かっても重さを目一杯かけてしまう。出ないとなると益々。自分から提案したことなので仕方が無い…が暖簾に腕押しタッチは疲れた。でも今年は、内職や居眠りをしている学生はごくごく少数だった。クラヴィノーヴァであっても弾いて良かったかもしれない…。


(他の内容は去年まで記してきたので、ここでは省略)
副作用や膠原病友の会の話なども加え、おしまい。


中庭にあるではないか!グランドピアノが!近位筋を目一杯使って演奏するピアニストの像が・・・

8229846_2244051865_253large.jpg

その後、ホテルへ。既に夜景。

8229846_2244051861_229large.jpg


夜はお食事会、医局の方々に他県からの入局希望の方、私もご一緒させて頂いた。
いつも有難うございます


つづく(=後で手直し)

関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://allegrobunchan.blog18.fc2.com/tb.php/1314-94b88f47
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

浜松 / 帰路からその後 «  | BLOG TOP |  » 手違いに手違い

プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
★遙か下方に設置のカウンターは、サイトを複数回お訪ね下さいましても1日を1回とカウントし、又、私を入れない設定になっております。



最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する