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2020-10

日課 - 2016.09.29 Thu

2歳9ヶ月の孫娘。

夜寝る前にご挨拶に来て、時間が無くとも必ず「ばぁばのパソコン」とトコトコパソコンのある部屋に走って行く。
一時期はヘンデルのハレルヤコーラスだったのが、目下はディズニーの「ファンタジア」。
美しい花々や妖精たちの舞う姿に、時々(楽譜入力用の)鍵盤キーボードを叩く。
音色のスイッチ操作(ピアノ、オルガン、ヴィヴラフォンとかの選択…)はばぁばの役割だが、最近それらしい鍵盤の場所を叩くので、黒鍵も教えてやったところ、興味が広がった模様。・・・と相変わらずのバババカ。
その後はミッキーの魔法使いの弟子の画面に見入って真剣。ここで「おしまい」。お休みのご挨拶と相成る。




実はこの映画、私には想い出がある。
やはり2歳半くらいだったろうか。母が私を連れてこの映画に連れて行ってくれた。
日比谷公園でおにぎりを食べたことを覚えている。
母は当時、『主婦の友』だったか、購読雑誌の懸賞にこまめに応募していた。
それに当たったのが、この映画。
映画館の扉の横に、サンスターの大きな私の身長の何倍もありそうな、歯磨きのチューブが立っていた。
・・・とずっと記憶していたが、当時の私の身長・・・そんなに大きなものではなかったのかも。
映画は、余程記憶に残ったと見え、以来その映画に出て来るスクリーン一面の青い世界の夢を見たものだった。青色だけの、でも明るい青だったり紺碧だったり、広い広い世界の夢。

余談ながら、母はその他にも「魔法瓶」が当たり、我が家には当時としては珍しい、常時温かいお湯の出る、まさに魔法のポットがあった。


数日経って気付いた。あれは2歳半ではなく、4歳半だった。
敗戦から10年経って、日本ではやっと公開された訳だから。
戦時中だったアメリカは次々名作を次々公開していった。子供向けでは他にも「トムとジェリー」。
そういう文化的なゆとりのある国に、戦争で勝てると思っていた愚かな日本人。

それにしても4歳半でも何も知らなかった私に対し、約2歳半の孫娘は、妖精が出ると「ティンカーベル!!」と大喜びし、ディズニーのキャラクターが出る度に、現在の私(すら)知らない名前を呼んで喜ぶ。「魔法使いの弟子」ではミッキーを叱咤激励している。
私の4歳児時代には全くしらなかった名曲を諳んじて歌っているし・・・指揮者のストコフスキー(!!)と握手をすると大喜び。
いくら時代の違いとはいえ・・
この良い意味での平和が続くように願わざるを得ない。



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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
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★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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