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2020-06

スペイン4日目 Barcelona -Sagrada Familia- - 2008.01.07 Mon

今回スペイン旅行を追加した理由は前に書いたが,バルセロナを選んだのも私の勝手な希望。

今を遡ること33年,ウィーンの音大に入学して4-5ヶ月目だった気がするが,当時の恩師より「バルセロナに行って来い」との通達。
日本ではコンクールをその固有名詞で呼ぶが,ヨーロッパでは開催場所で呼ぶ習慣があるらしい(例外もあると思うが)。まだまだドイツ語も買い物程度しか出来ない身として(そんな状態で,よく留学してしまったもの‥‥と今になると呆れる),「バルセロナに行く」ということは,遊びに行くことかと最初思ってしまった。
が,どうやら「マリア・カナルス国際コンクール」というコンクールが開催されるので,それに参加しろ,ということらしい…先輩達の(それも日本人の)会話から把握したのだった。
間際に申し込みをし,一次予選の曲だけさらって出掛けた。

ヨーロッパに渡る時は団体だったので,一人で飛行機に乗る,というのはワクワクし,地中海が見えて来た時には窓から金色に輝くさざ波に見入ってしまったのを思い出す。空港ではなかなか荷物が出て来なくてドキドキしたのは思い出すが,無事にホテルには到着したのだろう。その辺りは全然記憶にない。
翌朝,指定の時刻にコンクール事務局に行くが,開いていない。参加者がゾロゾロと階段に並んでいた記憶があるのだが,そのうち誰かが電話でもしてくれたのか,まだ開かないとのことで,これ又ゾロゾロと何か食べようではないか,と店を探したが午後2時にならないと開かない,とか・・・(食べ物の恨みは覚えているものだ)

・・・・・想い出話を書くつもりはなかったのだが・・・

一次予選の為の練習や,無事通過したのはよいものの,二次の曲をさらう為に(1年ぶりの曲などがワンサ)随分練習場所に足繁く通った。幸い日本人のT子さんと同じ建物だったので行動を共に出来,又,色々な留学情報を頂けて本当に有難かった。
その足繁く通った道が,どうやらSagrada Familiaに近かったらしく,四つ角を通る度,建物の隙間にあの何本もの塔(当時高くそびえていたのは4本だった気がする)が見えた。
そういうものがある事は知っていたのだが,不思議な形に心惹かれるまま訪れることもなく過ぎた。
コンクールは,コンチェルトを弾く本選には3人しか残れないので,2次で成績が良かった人にはメダルが出る。私も貰えた。そのメダルが銀色なので(本物の銀かどうか,未だに調べたことがない)「銀メダル受賞」と経歴に書くのが慣習となっている訳だが,決してオリンピックの金メダル銀メダルの「銀」ではない。コンクールによってシステムは様々だが…と,こんなことを自ら暴露するのも馬鹿な話だ。

話はSagrada Familiaだった。

近年,日本のテレビでも頻繁に報道される様になったこの聖堂。
1882年の着工,1883年よりGaudiが引き継ぎ,その後43年間を彼はこの聖堂の建築に生涯を捧げ,73歳で市電にひかれて突然逝去し,しかも彼は設計図というものを作らない主義だった為に(石膏で部品の模型を作ることで進めていたそうだ),一時期は,完成迄まだ200年かかる,と言われていたが,何とか2020年を目指して建築中という。
テレビで放映された細部を見て,実際この目で見たいと思っていた為に,今回「是非!」ということになった。

下から見上げる外観のみならず,内部の作業現場や,エレベータで塔の中を昇って,上方のステンドグラスや外部の彫刻も間近に見ることが出来た。下りは徒歩にて,空洞を見れば巻貝を象った螺旋階段を降りる。

Gaudiは,高さ170mのイエスの塔を中心に19本(記憶曖昧,寧ろ外国語力の不足。間違いはどうかご指摘ください!)の塔が立ち,外部内部には聖者のみならず人間,そして世の中に存在するあらゆる生物(螺旋状の細胞,かつて生息した生き物,……枚挙に暇がない…森羅万象)を石によりそこここに散りばめてキリスト教全ての表現を考えたそうだ。

サグラダ・ファミリア


SF内部と外観


SF


↓作業現場に,こんな絵が・・・
SF


SF3


聖堂


聖堂2


聖堂3


聖堂4


聖堂5


聖堂6


聖堂7


聖堂8


聖堂9


聖堂10



(下からは見上げていた果物の実の様なものがすぐ下に見えた)
聖堂11


(同じくステンドグラス)
聖堂12


聖堂13



(螺旋階段)
聖堂15


聖堂16


聖堂17


可成りしぼってアップしたつもりが大量になってしまったので,ここらでおしまい。

**********************************

Mit dem Besichtigungsbus fuhren wir in der Stadt herum.
Es gibt zwei Routen, und zwar eine rot und eine blau.

---Vor 33 Jahren war ich als Kandidatin beim Maria-Canals Musikbetbewerb in Barcelona.
Ich dachte immer, was für Türme das sind. Der Ort, wo ich Klavier übte, war wahrscheinlich in der Nähe von "Sagra da Familía". An jeder Straßenkreuzung sah ich die seltsamen, verwunderlichen, aber großen, geheimnisvollen und zauberhaften Türme an.
Die Türme wurden in den letzten Jahren so berühmt auch in Japan, weil man sie im Fernsehen zeigte.
Ich dachte immer daran, wieder Barcelona zu sein, um "Sagra da Familía" zu besuchen.

Dieser Wunsch wurde Wirklichkeit. Außerdem konnten wir in die Türmen mit dem Lift hinauffahren. Wie Gaudí die Struktur dachte, konnten wir überall auf den Photos und Plänen sehen und lesen.
Achtzehn Türme wurden zu Ehren Jesus Christus, der Jungfrau, der Apostel und der Evangelisten errichtet. Gaudí entwarf diesen Tempel nicht nur als einen Ausdruck der naturalistischen Architektur, sondern auch wie einen biblischen Text, der in Architektur um gesetzt wurde.

Danach fuhren wir wieder mit dem Besichtigungsbus -Route Nord- in der Stadt herum.
Nachdem wir einmal ins Hotel zurückkamen, gingen wir wieder weg, um Souveniers zu kaufen.
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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
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Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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