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2020-09

瞬発力と持久力、近位筋と遠位筋、硬直と脱力など(2) - 2015.07.01 Wed

父の日に娘から夫に贈られた、立派なふっくらとした鰻を私もお相伴に預かった。そして相変わらずテレビの前のうたた寝。いつの間にかテレビからは「歴史秘話ヒストリア」が流れ…。要約出来ないのでリンクを貼ります。
うむ・・・そうであったか・・と夏目漱石に思いを馳せながら風呂に入り、烏の行水。その後は洗濯機を回してオレンジジュースのペリエ割りでホッとひと息。

ピアノを弾く行為に於ける「近位筋と遠位筋」は、膠原病の多発性筋炎・皮膚筋炎を患ってから意識したこと。
寝返りも打てないほどの状態は近位筋を冒されてしまう病気が故。寝っ転がって上を向いて本は読めない。これとて本を持つ手そのものは遠位筋でも、支えている筋肉は肩〜背中の近位筋だから。
けれどもその病気でも遠位筋は比較的冒されないそうだ。その実、病室のテーブルで指は動いた。当時はそれすら禁じられていたのだが。「モーツァルトだけ弾ければ良い」と思った当時。近位筋はさほど使わずに演奏が可能だから。あの音色を表現出来れば充分!
・・・寛解状態に入れば欲の皮。リハビリでは系統立てて遠位筋から近位筋へ徐々にトレーニングが移行したこともある。

遠位筋と近位筋については、教科書よりも分かり易く(と宣伝する訳ではないが)私の2枚組CD『樂の音に寄せて』のライナーノートに、浜松医科大(当時は産業医科大)の戸倉新樹教授がご説明下さいましたので、是非ご一読ください。

「遠位筋の何処を鍛えている」「近位筋のどの辺りを鍛えている」と意識を持ったなら、練習がより捗るだろう、という頭が「タッチの分類」にも至った。

話が又逸れる。
最近は孫娘の「抱っこ!」に弱い婆。娘達には「心を鬼にして!」と言われる。
でも…孫とは不思議なもので、我が子達の時には鬼に出来た心が挫ける。ついつい愛らしさから抱っこをしてしまう。
6月の10日頃だったろうか、孫と手を繋いで散歩に出掛けた。「疲れたらばぁばに言うんですよ、抱っこしてあげますからね」が悪かった。その数歩後には両手を広げて私の前に立ちはだかる。ついつい抱き上げてしまう心の弱い婆。
あぁ、明後日筋肉痛がやって来る!と最近では思う、「明日」ではなく。案の定来た来た・・右上腕の痛みが翌々日に。右手だけで抱っこをしていたから。
その頃からか、右手親指と人差し指の先端がピリピリとした感覚が生じ、徐々に「痺れ」に移行。
荷物運びの腱鞘炎など(勝手にそう決めているだけ)サボっていれば治る、と医者にも行かなかったが、痺れだけは気になる。

今日になって気付いた。そして考えた。どういう時に痺れが来るのか。
生徒のレッスンではピアノを並べ、「こう弾いてみたら?」「こういうバランスで」などと示して弾いている時は全く痺れないのが、痺れるのは、生徒の弾くのを観察する時だ。隣りのピアノの椅子で姿勢悪く身体を捻って座っていることと関係がありそう。
話が落ちて呆れられそうだがトイレに座るや右手が痺れる。便座にぐんにゃりと座るから?トイレットペーパーが右にあるから??
ソファで寛ぐにしても、正面を向き(比較的)姿勢良く座っている時には痺れていない。ところが姿勢悪く、それも膝を崩して座って猫背になっていると、どうも痺れている気がする。
パソコンの前でもだ。ノートパソコンなのでパソコンの角が手首〜前腕に触れる。手根管だろうか?とずっと思ってタオルを畳んでパソコン手前に置いてクッション代わりにしてきたが、どうも座り方と関係がありそう・・・結局あらゆる場面で座り方を正せば痺れは止まってしまうのだから。

でも一度受診すべきだろう。
脊椎も老化。定期的に骨粗鬆症(ステロイドによる)の治療を受けている身。次回の予約は10月だ。
という訳で、近日中に手の専門医を訪ねることにした。

今度は家の中とは言え、何だかんだとバタバタした毎日だからこそ、「何は駄目」ということをはっきりさせておかねば。強情な私も、専門医の仰せには従う人。

逸れっぱなしの、まるで支離滅裂な文章になった・・・と気付いているうちは大丈夫か??

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● COMMENT ●

Re: タイトルなし

私の通っている病院も、エレベーターホールにピアノが眠っています。
以前は近くの私立音大生による演奏会に使われていたらしいですが、最近ちらしも貼られていないので、本当に眠っているだけかもしれません。
「愛の夢」、素敵な曲ですが難しいですね。私が初めて弾いた時は、重音で上昇する箇所が難所でした。右手だけで上昇せずに色々なポジションで(移動する音同士)練習したことを思い出しました。
男声、女声、で感じ分ける、良いですね〜〜♫
K先生のこと、ご指導も素晴らしいのでしょうね。

愛の夢 素敵な曲でよく聴く曲なのでなんとなく身近に感じて
ものすごく難しくて手が届かないという曲という感じがしないところがいい感じ?です。
本当に先生が上手に煽てて熱心に教えてくださるので幸せです。
先生の情熱が乗り移って潜んでいた能力を発掘できるような気がします。
他の生徒さんも楽しく又熱心に練習しています。
大人(老人)になってからピアノを始めても楽譜にそってやっとこさつっかえつっかえ弾くのが
精一杯で歌うように気持ちをこめて弾くことは無理と思っていました。
愛の夢 低音の魅力 男性の声での旋律 太くて深い音で弾きたいですが
左手も 右手も小指ちゃんが痛々しい気がします。普段はあまり使わない弱くて細い指なので
無理をすれば壊れそうで怖いです。
難箇所は両手で下がってくる箇所で まぐれで上手くいったり 途中でこけたりで困っています。
その箇所だけは暗譜ができました。
ワルツ7番は左手が不確かながら曲の流れは暗譜で大体弾けるのですがこの曲は弾き映えがするように
人前で弾くのは無理と感じています。先生からは一押しでしたが。。。。
病院の先生に「ピアノを習い始めました」と話したら「手が固まらなくてリハビリに良いでしょう。」
と言っていたので心の中で「そういうレベルでなくてもっとすごいんです。」と思いましたよ。
病院にもピアノがあれば良いのですが。主に通院の大学病院には見かけません。
たまに行く病院にはなぜかロビーにグランドピアノがおいてありますが10年以上前から通院して一度も聴いたことがありません。 インテリアでしょうか?不思議なピアノです。
前に入院していた病院では小ホールがあって医療関係の講演の後 ピアノやアンサンブルの演奏があって
皆楽しみにしていました。病院にこそ患者も弾けるピアノをおいてほしいです。

Re: タイトルなし

「愛の夢」!!素敵な曲ですよね。素敵な曲やポピュラーな曲って、どうして難しいのだろう、と思うことがあります。
♪みみ♪さんの先生は確実に素晴らしい教え方をなさると思うので、幸せだと思います。
メロディの歌い方が第一、次が低音の対旋律とも言える第二のメロディ、アルペッジョは柔らかく全体の色の変化を付ける…と書くだけなら簡単なのですが、いざ弾くと耳をそれぞれに向けないといけない、全部の響きも聞こえないといけない・・大変ですが、やり甲斐のある曲だと思います。

この曲に限らず、ピアノを弾く手、指の太さが5と1が逆だったら・・と思います。右手はメロディの盛り上がりには第5指が物を言い、左手はバスを出すにはやはり第5指の支えが必要で…スポーツ的要素ありますね、トレーニング面での。
私も怠っていると指は正直e-259e-330

>「遠位筋の何処を鍛えている」「近位筋のどの辺りを鍛えている」と意識を持ったなら、練習がより捗るだろう、という頭が「タッチの分類」にも至った。
戸倉新樹教授の説明は見ただけで読んでないので読んでみようと思います。
今愛の夢を習っていますが(レベル高すぎですが先生も弾きたい曲に挑戦してみれば良いという感じですので)
旋律以外の部分は柔らかく良い表情になってきた。
しかし 低音の旋律がもっと 太くて 深い音でないと駄目 
これは音量というより 音質の問題 実力不足 ピアノを弾く体 手に鍛えられていない 
と感じています。こんな年で衰えていく中 鍛えることはできるのか疑問ですが
気が付いて 意識するだけでも違うかと思いました。
痺れは嫌ですね。私も姿勢に気をつけます。


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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
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★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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