辞書
ぐりゅーす ごっと Grüß Gott !
FC2ブログ
gruess_gott2_convert_20181021090224.jpg

2020-09

雑記帳代わり(2) - 2015.04.27 Mon

とかく絶対音感ばかり重要視される音楽教育。でも相対音感も併せて持たないと、– 例えば絵を描く時、単に「色が分かる」だけで「全体の構成や濃淡、バランス」を考える力を持ち合わせないのと同じになってしまう。
勿論、音楽を専門とするなら絶対音感は持っているという前提。いや、何か楽器を練習していれば、自然に付くレベルの絶対音感がなければ音楽は専門に出来ないかもしれない。

うちの孫娘、まだ1歳4ヶ月なのだが数ヶ月前から絶対音を持っていることが分かる。
というのも、知っている音楽が鳴るや、自分の声域で出せる音だけ発するから。

そういえば息子が2−3歳の頃にも感じたこと。記憶にある好きなテレビアニメのテーマソングを、遊びながらその調性のまま歌う。当然高すぎる音や低すぎる音は出ないから、掠れるような悲鳴にも近い声で歌う。「移調して歌えばよいのに」と私は思った。ところがこれが子供の絶対音なのだろう。まだ相対音を持つ前の。…子供は正直…

乳児期〜幼児期当時の娘は、可哀想なことに風邪をひく度に声帯にポリープが出来、「大声を出させないこと」「風邪をひかさないこと」「泣かせないこと」と近所の小児科にきつく言われ、しかも大学病院を紹介された。更にそこの医師に厳しく親は言われた。「ポリープが大きくなれば手術ですよ」と。
あれは良かったのだろうか?「泣かさないように」気を配ったことが。声が掠れようが泣こうが放置すれば、もっと逞しい根性を幼いうちに持ったかもしれない。
しかも!折角普通の声になった頃、大学病院での次の定期予約受診日が来る。そしてファイバースコープを突っ込まれて(多分。親は診察室に入れてもらえない大病院)大泣きしている声が廊下にまで筒抜け。そして母親に渡される時には元の木阿弥どころか、もっと酷い掠れ声となり・・・の反復だった。余りの理不尽さにその大病院での検査は親の勝手な判断で自然消滅させた!!
その娘も検査をやめた所為か、トレーニングせずともいつの間にか絶対的な絶対音が付き、小学校3−4年の頃には率先して大きな声で歌う子となった。逞しすぎるのでは?というほどの自我も芽生えたけれど……

子供は難しいし面白い。


音感への追記;
①「音感教育」と言っても、子供が絶対音感や相対音感を持っていることに先ずは気付ける親が居れば手っ取り早い。
②又、絶対音が邪魔になることもある。譜面を渡されて伴奏無しで歌う時、絶対音を持たない人が歌い出せばその人の音に合わして歌わざるを得ず、初見では、楽譜にある音の3度上、とか1音下、とか計算しながら歌うことになる。
いつの間にか相対音を持ち合わせるようになればよいと思う。

関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://allegrobunchan.blog18.fc2.com/tb.php/1161-f55be7c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

雑記帳代わり(3) «  | BLOG TOP |  » 新築家屋 祝福祈願礼拝

プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
★遙か下方に設置のカウンターは、サイトを複数回お訪ね下さいましても1日を1回とカウントし、又、私を入れない設定になっております。



最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する