FC2ブログ
A D M I N

2020-03

大量の本 - 2014.10.01 Wed

文学少女だった母は、晩年まで寸暇を惜しんで読書をしていた。
だから、(これでも母が随分不要の物を捨てたらしいが)父母の遺品を保管するために建てた物置は、いくつもある本棚が満タン。
母の楽譜は数年前に我が家に移動し、新しい原典版(おかしな表現だが、原典版も研究され続けているらしい)は使っている。要らないのに子供用の曲集やら使うこともなかろう楽譜まで、積んだなら2メートルにもなりそうな量を持ってきてしまった!
短歌を懸命に詠んでいた頃の雑誌も、母は既に居ないのだから…とは言え、私が生きている間は保管しておきたい。
父の絵が載っている雑誌も、捨てるには忍びない。
だから困ってしまう。
予定の隙間をぬって、2007年以来そのままになっている物の整理をする。
益々困ってしまう。
結局父母に関連するものを入れる為に、我が家にスペースを作っている。元々入っていた物はどんどん出して。
だから、どの部屋も倉庫の如し。
やはり物置は必要だよーーー!!と叫ぶ。父の絵画や最期の頃のデッサンもある。
何とか期限までに、と思えど・・・一日に動ける時間には肉体的に限りもあり。
仕事は省けないので、自分の練習時間が皆無となった。

そんなこんな、裏庭の雑草は見ないことにして、ひとり物置と家とを足繁く往復する秋。虫除けスプレーを一日に何回噴射しているだろう…

単行本は最終的に捨てるにせよ、それも本に申し訳ない気がするし、愛読していた母にも申し訳ない気がする。
さりとて誰が読む??
今や文庫本で読める・・・かと思いきや、電車に乗ればiPadを広げている人の何と多いこと!

図書館なら引き取ってくれるかもしれない、と寄贈希望の電話をしても、「今は文庫本やネットで読める時代、段ボール箱でボン!と持ってくるのは受け付けません。女性の両手で持って来られる程度の量なら拝見します」と言われてしまった。日を追って少しずつ分けて、でも構わない、という。
最終的にはそれも良かろう。ところが、そんな量ではないし急ぐのだ。
さりとて売って稼ぐつもりはない。
当初は一覧をExcelで打って、友人知人・生徒達に「欲しい方に差し上げます」とのメール添付で送ることも考えたが、とてもとてもそんな量ではない・・・(希望されたら送付しなくてはならない)


古書店が見に来てくれる、というので、せめて全集の類だけでも順番に並べ、ついでにアルコールティッシューで拭いておくことにした。………と始めたのが一昨日。
河出書房の世界文学全集約40冊!それと吉川英治全集48冊。それもハードカバー(正しくは更なるビニールのカバー)にハードケースだ。

世界文学全集
8229846_2109543502_136large.jpg

保管しておいて読もうかとも思った・・・が!!

8229846_2109565686_49large.jpg

どうしてこんなに文字が小さいのだろう!?不可なり。母は晩年まで読んでいたようだが…時々ベッドサイドに置いてあったから…(分厚いルーペと共に)
(真ん中にあるのは、サイズ比較のため、古いiPhone)


吉川英治全集全48巻…途中迄。
8229846_2109542026_98large.jpg

頑張っても先は長いぜ・・・
8229846_2109542219_48large.jpg

この類の本をこんなに沢山拭いていると、又、母指CM関節症になりそう・・・
今日は最初から「かぐや姫」をはめて作業。


ところで!
こんな物が出てきた。
軍歌らしい・・・父だな・・
8229846_2109554730_54large.jpg

まだまだ珍しい掘り出し物が眠っているかもしれない。
うーーーん、父の愛した「のらくろ」の類やSPレコードは、父が63歳で逝去した後直ぐに母は処分したようだ。
父の愉しみを、本人亡くなるや即刻!?
私もそういう性格を、少しでも引き継ぎたかったものだ・・・



関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://allegrobunchan.blog18.fc2.com/tb.php/1088-c4b6b20f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

運んでは収納に困り «  | BLOG TOP |  » 脳の連鎖反応で

プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
★遙か下方に設置のカウンターは、サイトを複数回お訪ね下さいましても1日を1回とカウントし、又、私を入れない設定になっております。



最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する