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2020-04

腱鞘炎 その後 - 2008.06.18 Wed




4月4日に「腱鞘炎の記録」とのタイトルで日記を書き,その後も病院で頂いた意見などもどこかに書いた気がするのだが,暫く意図的に書くことを控えていた。
あちこちに,…特に病院に支障の出る内容になるかも分からないし,何よりも私自身が職を失うかも分からない


最近屡々「手はその後如何ですか?」と訊かれてしまうので,やはりここで書いておく。

結論から言えば,現在は生活にもピアノにも殆ど支障がない状態,と言ってよいだろう。

書かずにいた間の一時期は,両手のどの指も力を失った。

特に右手の親指に装具を着けてからは,物を掴むのに人差し指に負荷が移動していた為か,人差し指まで動かすと痛かった。
右手を使わない様に気を付け,左手を代理としていた為か,左親指関節まで痛めた。
そうこうするうちに,両手全部の指に力が入らなくなった。
外出も,駅の階段は辛い。しかも駅まで歩くのが億劫が故自転車を使えば,ハンドルに手を乗せてもブレーキを握ることが出来ない。
楽しみを減らすべきではない,とマイペースで人混みを避けて出歩いてはいたのだが・・

5月の下旬に入り気付いた。
いくら痛めたからとて,私の手はそんなにヤワではない これは1998年の,後になって「多発性筋炎」と推測された時の状態に酷似している,と。その上,まさか「リウマチ」ではなかろう,とも。
膠原病というのは,・・喩えてみるなら,海底に膠原病という名の大陸があり,海面上に隆起した島が,その島の地質や形状によって名が付くのに似ているのではないか,と素人ながらに思う。「全身性エリテマトーデス」「皮膚筋炎」「多発性筋炎」「リウマチ」「シェーグレン・シンドローム」「強皮症」等々・・


受けられる検査は申し出て確認。リウマチではないことが判明し,ひと安心。
ただ,多発性筋炎に於いては,私の場合,「CPK」という筋肉が破壊される時に出る酵素の値が異常圏内に上がるのは,既に寝返りも打てない状態になってからであった経験があるので,私自身は余りあてにしていない。(悪い患者だ!)

4月初め,思いの他体調は良かったことで激減させてあったステロイドだが,ここに原因があるかも分からない。と,素人判断&事後報告にて3倍に増やしてみた。
これが甚だ功を奏した様で,3日目くらいから親指以外はどんどん良くなった。
上腕の痛みも軽くなった。勿論3種類の薬(ミオナール,モービック,ボルタレン)を適宜使っての上だったが,服用してさえも支障があった症状が日に日に楽になった。
10日後くらいに,その4月4日に書いたスタート地点に,- あたかも数直線をプラスの方向へ進むが如く - 戻った。

今はボルタレンもモービックも止めた。何故なら,痛みを薬により止めることで負荷をかけ,気付かない炎症を悪化させている可能性もあるからだ。

元来膠原病は起床時に手の「こわばり」が生じ易いらしく,その通りで5月半ば頃は朝起きても,どの指を使っても窓も開けられない,牛乳パックも開けられない,片手でマグカップを持つことも出来ない,筆圧が無いので6Bの鉛筆使用,皿一枚を持つことも難しかった。
それらが見る見る回復し,今では発端の親指以外は何も問題が無い。親指とて,ピアノを弾くにはさほど支障なく,これがリサイタル前で一日に何時間も練習を強いられる状態であれば問題だろうが,せいぜい弾いても合計20~30分(生徒たちのレッスンで見本を示す程度の長さ)。いや,もっと弾こうと思えば弾けるのですが・・
日常生活も,自分で「これ以上は」を知っているので,注意深く無理はしない。

という訳で,ご心配くださった皆々さまには申し訳なく思いつつ,今頃簡略ながらご報告を申し上げます。(折しも父の命日に)

有難うございました。



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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
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【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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