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2010-12

弾き方の迷い - 2010.12.30 Thu

プロフィールの音楽を、メンデルスゾーン「無言歌集Op.19/1」(演奏:奥千絵子)にしてみました。


常日頃「調性のキャラクター」について述べています。
そして、この曲もE-dur。
メンデルスゾーンという作曲家はとかく「大金持ちの御曹司」というイメージで語られますが、大変苦労もした音楽家。それまでは教会オルガニストとしてばかり有名であった J.S.バッハを「作曲家」として世に知らしめた人です。
メンデルスゾーン自らも教会オルガニストを勤め、多くのオラトリオ、コラールをも作曲しています。

それを考えた時、このOp.19/1を、俗に呼ばれる「甘き想い出」として捉えるか、分散された伴奏によるコラール、と捉えるべきか、常に迷います。「甘き想い出」が余りに一人歩きしているから。
けれども、Lieder ohne Worte(直訳:歌詞のない歌曲)であり、あたかも歌詞が付いているような旋律線は大切。どのような歌詞か、と言えば、それは演奏者の思い次第で…

聴き手がどちらの思いを求めているか、その時の反応を感じつつ弾き進めれば良いのでしょう。

年末の片付けをしながら、ふとそんな事を思ったので、書き留めておきます。

______________

追記
時折この曲をヴァイオリン演奏で聞きます。
大抵とても速いテンポ!
しかし、この原曲のテンポ指定は「Andante con moto」であり、ModeratoでもAllegroでもありません。
16分音符の伴奏の扱いを考えずに、メロディのみ弾いていると速く弾きたくなるのでしょう。


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大ご馳走 - 2010.12.27 Mon

最近ハマっています。


大学時代の友人が、収穫したての「玄米」をどっさり送って(贈って)くれました。
私自身、玄米の食感がたまらなく好きで、以前から買って食べるほどだったのですが、夫(を始め子供達)は好かない様子。
夫が留守の時は玄米!!

そして、これまた留学時代の友人から京都の漬け物が先日送られて(贈られて)きました。

もう、たまりません
私にとっての大ご馳走です、漬け物と玄米の組み合わせ

感謝

(文才不足のため、絵文字に頼る昨今…



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Merry Christmas - 2010.12.24 Fri

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アップして気付いた。
名前があたかも「SAMPLE」的効果ですみません!! 







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十年一昔 - 2010.12.12 Sun

この10年、何と速く過ぎたことだろう!!

十年一昔、と言うけれど、波瀾万丈な10年間の出来事は、どれも昨日のことのように思える。

10年前の誕生日には、半世紀を生かせて頂き、病院での感謝の気持ちを兼ねたチャリティコンサートを開いたことは以前こちらに記した通り。

今年は還暦、そして「出版」という私にとっては不可能と思える作業を終えた、本来なら記念すべき誕生日。

すっかり疲れ切っており、とても祝って頂く気力もなく、集まれる家族と共に食事をしたのみ。
つくづく思うことは、「十年前は若かった!」というひと言に尽きる。

この十年の間には義母、実母、義父が他界。
火災にも遭った。
その他、書き切れない諸事あり…

これからの十年はどうなるのだろう?
「思い煩うな」あるのみ。


_______________

追記

母が私を生んでくれた日だもの、と、一ヶ月ぶりに教会へ行った。
礼拝説教の時、私の聖書(母のお下がり)からパラパラっとカードが一枚落ちた。
それは、11年前の入院中、中学時代の恩師が手書きで何枚か作って送ってくださった中の一枚。
聖句が書かれてある;

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について感謝しなさい。
(テサロニケ第1の手紙 第V章 16~18節)

うん、そうだ、そうなんだ・・・

と思っているや・・

牧師が聖書の引用箇所を告げられた。

「テサロニケ信徒への手紙第1 第V章 第16節から・・・いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい・・」


まさに、二度も念を押された!!
そういうことなのだ!心から!!



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「ピアノと向きあう」の目次 - 2010.12.09 Thu

前に紹介しました「ピアノと向きあう」の目次を挙げさせて頂きます。

タイトル、サブタイトルや帯をお読みになった方々に、「どういう意味なのか」「どのような内容なのか」といったご質問を頂きます。

プロ・アマ、またレヴェルを問わず、まずは「基礎はやってやり過ぎることはない」「急がば回れ」(指の矯正なども含みます)。如何に種類豊富なタッチを基礎として持つか、同時にペダリングも指同様、種類豊富に使い分け、更に「隠し味」をどのように駆使するか。それらを混ぜ合わせることで発酵させ「自分の演奏スタイル」というものが出来てくる、という内容です。
その為には、目次のようなカテゴリー分けを練習の折に意識することです。
さらにそれ以前には人間としての豊かな経験も必要となります。

極端な例ですが、特に海外のコンクールは今も昔も、音楽的であることやテクニックが備わっていることは当然の条件とし、更に「芸術的個性」と言いますか、「成熟した人間である上での豊かな個性」と言いますか、そういったことが求められています。自動ピアノではないのですから。
このことは勿論作曲家によるスタイルも踏まえた上での話です。

手段こそ違え、ピアノに限らず音楽に限らず、何かを身に付けたいと思った時に共通して言えることだと思います。
これ以上の細かなことは、書けば本そのものになってしまいますので、是非お読み頂きたく存じます。
約340ページです。レヴェルによっては練習に困った時、辞書のようにお使い頂くことも出来ます。

__________________________________________________________________________

まえがき

第I章 効率良く深い練習のために
1. 基礎の大切さ
2. 無駄なく、むらなく、無理なく
3. 何を表現するか
4. 音感について
5. ピアノの特性

第II章 段階的なトレーニング
1. タッチのメトーデ
2. 18のタッチ
3. 自然な構え
4. 脱力の意識
5. トレーニングの実際
6. 打鍵力・瞬発力
7. 音色・ニュアンス・グラデーション(レガート)
8. 音色・ニュアンス・グラデーション(スタッカート)
9. 音色・ニュアンス・グラデーション(その他)
10. 実際の作品でタッチを分類する
11. オクターヴ

第III章 音楽表現のためのパッセージ
1. チェルニーについて
2. なぜチェルニーか
3. チェルニー30番を中心に
4. 作品へ繋げるヒント

第IV章 心象風景を音にするための小品
1. ブルクミュラーについて
2. 25のやさしい練習曲集
3. 18の練習曲集
4. ポリフォニー

第V章 より広い表現へ
1. 部分と全体
2. 練習方法の工夫
3. リズム練習
4. 指先だけで音を出すトレーニング(【A】の効用)
5. チェルニー60番の活用
6. 時間が取れない時の練習セット
7. オーケストラの楽器の音

第VI章 ペダリング
1. ペダルの種類
2. ペダルの踏み方
3. ペダルを踏む目的
4. 舞曲のペダリング
5. ペダルの離し方
6. 楽器の時代考証
7. 教師の役割
8. ホールでの実際

第VII章 楽譜の文法事項
1. アーティキュレーションについて
2. 原典版でアーティキュレーションを考える
3. 装飾音
4. リズム

第VIII章 作品を仕上げるための隠し味
1. 隠し味とは
2. 隠し味の種類
3. スラー
4. 拍子
5. シンコペーション
6. アウフタクト
7. フレーズ
8. テンポ・ルバートとリズムの揺れ
9. バランスとバス
10. 音の切り方と抜き方
11. ペダリング
12. 歌と音程
13. 休符とフェルマータ

第IX章 アンサンブル
1. 声楽との共演
2. 器楽の伴奏
3. ピアノ同士のアンサンブル
4. ピアノ以外の楽器とのアンサンブル
5. コンチェルト

第X章 演奏会に向けて
1. 譜読みとは
2. ピアノを使った譜読み
3. 練習のプロセス
4. まだまだ急がば回れ
5. ステージに出たら

第XI章 困ったときのQ&A
1. 技術に関すること
2. 音楽に関すること
3. 環境に関すること

  あとがき


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ピロリ居座る - 2010.12.02 Thu

以前こちらに「ピロリ菌除去」の話を書いた。

そして今日はその結果が出る。
出る、と言っても、除去薬を1週間服用した後、2ヶ月間以上を空けて、今度は「尿素呼気試験」というものを受け、検査薬を飲む前後の呼気を採取し、それを機械で判定する。


期待して出掛けたのだけど…

その検査を受けて、消化器科内科で呼ばれて…



「居ますね~。『おめでとうございます』と言えなくて残念です」と

しかも、正常値というか上限値は2.4という数字であるべきものが、私の場合あんなに真面目に薬を飲んだにも拘わらず「60.1」!!(薬を使わなかったら一体どれだけ居たやら??)
胃の画像も見れば見るほど瘤のようなものや襞に、凄まじい凹凸。


3種類の薬を朝晩飲むのだが、その中の「クラリス」に耐性が出来てしまっている可能性。

再度挑戦することになった。
クラリスのみ変更した3種類を一週間。


結果は2月だ。

除去薬を使う1週間はアルコール禁止。
日頃アルコールなど滅多に飲まないのだが、「禁止」と言われると「明日から服薬するのなら、今日は飲んで構いませんか?」と訊いてしまうのが何とも…私らしい…と言われそうな…
(どうせ飲む前から眠気に勝てず、そのままバタン!グ~…に違いない


今日はその他、OTと皮膚科と。
眠気に勝てず、待ち時間は爆睡。仕事道具も持参したというのに
帰宅するのに、車を置いて帰りたいほど眠かった。




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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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