連弾 - 2010.03.26 Fri
連弾のことを文章にしている本日、大昔(20年以上が経っているなど…信じたくない現在

20年以上が経っているので、今であったなら二人とももっと遊んで(=自由に・即興的に)弾くであろうなぁ…と思いつつ、文章の素材として聴いているのです・・・

モーツァルトの「フィガロの結婚」序曲(編曲者は不明)と、ブラームスのハンガリー舞曲第5番です。
上のリンクからもお聴きになれます。
以前にもアップし、フィガロの最後に次に弾いた曲の頭の音が入っている、と気付いたことを思い出しましたが、放置します。最近細部まで頭が回らず(回さず??)・・・
スミマセン

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時間が経ってから聴いてみたところ、2曲目のハンガリー舞曲の後にも、当時次に弾いた曲の頭の音が入っていました



その音だけお聴きになって、何の曲かお当てになった方にはプレゼントを・・・


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ガヴリーロフ 更に - 2010.03.18 Thu
YouTubeが続々とヒットするのは大変嬉しいのですが、その手の大きさたるや!
勿論欧米人の手の大きさと日本人女性の手の大きさは比べるものではなく、その中でも極小に属する私など、とんでもないことなのですが・・・
この曲のオクターヴ連続部分を見て、あぁ、この方のオクターブは私の5度(6度にあらず)の手の形だわ……と思い、しょげ返ります。
同じくスクリャビンの、左手の為の前奏曲;
という訳で、画像を見ているとどうしても手に目が行ってしまうので、昨日はラフマニノフその他、彼のCDをあれこれ注文し、夕方早速届きました。
例の抜き取られた1976年のラフマニノフ3番が存在しないのが甚だ残念なのですが・・・
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「左手のための」で、舘野泉さんのリサイタルの感動を文章に出来ずにいることを思い出しました。
数分でパタパタと打てる内容ではないものですから。
誰しも人生、歳を重ねることの素晴らしさ、何十年もの間には誰であっても多かれ少なかれ様々な時があり、「不幸」とも思える時期もある訳ですが、舘野さんの演奏の色とりどりの音色、穏やかなトーク、ユーモア、それらに会場がすっぽりと包まれて幸せな時を頂いたのでした。
この事はいずれ又ゆっくり書きたいと思います。
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知らなかった出来事(動画を追加しました) - 2010.03.17 Wed
編集途中のままです。
大変失礼なことですが…
(3月14日)
おそらく私が音楽界に興味が全く無かった間のことで(音楽を職とし、音楽を愛していても、音楽界を知ろうとする時間的ゆとりが皆無であった、という意味です)、他の音楽家の方々、愛好家の方々はご存知だったかも分からないのですでが・・・
留学時代に尊敬するピアニストがいました。
私が「かくありたい」という演奏方法で弾きこなされていた、ラフマニノフの3番のコンチェルト・・・
まだLPの時代です。 記憶の彼方ながら1976年収録のものだと思います。
演奏者はAndrei Gavrilov (アンドレイ・ガヴリーロフ)。
帰国時、彼のそのラフマニノフの3番コンチェルト他、LPをジュラルミンの大きなトランクにぎっしり入れて送ったところ、そのガヴリーロフを含め、大切だったものに限って抜き取られていました。(ルービンシュタインの数枚も、恩師であるライグラフ氏の数枚も抜き取られ。Peter Minichのものが全部無事だったことから、どこの税関であろう??と思ったものです。そうだ!講習でレッスンを受けた、ネイガウス氏のLPは無事だった!!)
ふと思い出し、名前を入れて検索したところ、(日頃は全面的には信用していない)Wikipediaや、彼の空白に関する色々な情報のみならず、ガヴリーロフ自身のオフィシャルサイトに行き当たりました。
(3月18日追記)
上記Wikiと下の動画によれば…
(ゴルバチョフとの友好)
彼の波瀾万丈な人生は間もなくハリウッドで映画化されるそうです。(sollを「伝聞」と捉えると…私のドイツ語は甚だ怪しく…)
ガブリロフの絶頂期1979年、ベルリンでチャイコフスキーのコンチェルトを聴いたカラヤンが、ガブリロフに全ラフマニノフのコンチェルトの録音を申し出たにも拘わらず、ガブリロフは第2番の収録の練習日に姿を現さなかったそうですが、それが結局はソ連の国家保安委員会によって監禁されて、パスポートも航空券も取り上げられ…という…それがゴルバチョフ政権に変わり、西の世界にも自由に行き来を許される様になったそうです。
ペレストロイカのお蔭で、1984年から演奏活動の為、東西の往復も自由になり、あたかも全てを自分の手に入れた第2のキャリアとでも言える(と、他人には見える)年月を過ごした30代。音楽産業に作られた自分に疑問を感じ、3歳の誕生日以来、普通の成長を遂げる機会を失っていた、と自分を振り返り…1999年には9ヶ月以上抑鬱状態でフランクフルトの家に籠もっていた時期もあったほどの様です。
ゴルバチョフは又も、ルツェルンで祝宴の場を作る、との通り、2001年からはスイスに新しい故郷を見つけ、2008年には日本人の方と結婚もなさって、2009年からは新しい演奏活動(第3のキャリア)が始まっているとのこと、嬉しい限りです。
二つ目のリンクから'Feel free': Gavrilov plays Chopinというサイトに飛べて、そこからは2007年のルツェルン「イースターフェスティヴァル」の中で開催された、(復活した)ガヴリーロフのリサイタルより、ショパンのノクターンが自由にダウンロード出来る様です。
その他、YouTubeでは沢山の素晴らしい演奏(過去も現在も!)もヒットするではありませんか!!
最後の場面が当時の全てを物語っている様に思います。
文脈が乱れに乱れていますが・・・
留学していた頃、まさにロシア人の凄まじい鍛えられ方を耳にしていました。
芸術家、或いは何か専門職を持った人たちが国家から優遇され保証を受けていたが為(どこかに書きましたが、並ばずとも食糧を得、所謂普通の生活を送ることが出来ていたレーニンの時代)、才能が見えるや、特訓に特訓を重ねて国際コンクールに登場する若手。広い広いソ連の、地域のコンクールをクリアすると州のコンクールに、それをクリアすると・・・と、最終的に国家のコンクールに入賞した人たちが国際コンクールに来たのですから、ロシア人が上位入賞を掻っ攫っていくのは当然でした。そこ迄の努力と忍耐たるや、我々の想像を絶するものだったのでしょう。
丁度1978年から数年間は、西ベルリンへ私自身の演奏会や収録の為、何度も東ベルリン経由のAeroflotで足を踏み入れていました。
東ベルリンからはバスで西ベルリンに入るのですが、風景はガラリと変わる。走っている車の型も。
途中の検閲でパスポートを持って行かれて、バスは1時間以上停車。
「東は怖い」というイメージでした。具体的な東の事は何も知らず。
壁崩壊からこれだけの年月が経って、公開される事柄も多いのでしょう。ロシア人自らが語るので・・・
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Du holde Kunst - 2010.03.15 Mon
買い物しか出来ない程度のドイツ語で留学してしまった私にはニュースなど分かる筈もなく、専ら音楽番組が気に入っていた。
欠かさずに聴いていた番組はふたつあり、ひとつは"Lieben Sie Klassik ?(クラシックはお好き?)"というもの。"Karl Löbl präsentiert Platten von heute, morgen und gestern...." とアナウンサーが始め、その後Karl Löbl氏に引き継がれる。レコードなどプレイヤーも持っていなかった当時は、最新のレコード(LPのことです)の紹介や、同じ曲の複数の演奏家による聞き比べ、又、ピアノ曲がオーケストラにアレンジされている曲(作曲家本人によるものや、他の作曲家によるものなど)の原曲と編曲の聞き比べなど、大変興味深かった。
もうひとつの番組が"Du holde Kunst"というもの。これは詩や散文のナレーションがあって、それに対応した音楽をかける、という番組。
当時、この様な番組は日本でもあった…大学時代からいつも流れていたラジオ番組で、串田孫一さんがやはり詩や散文を朗読して音楽が流れる、というものだったと思う。同じ形式の番組があって吃驚してしまったのだが・・・
吃驚は更に続く。
インターネットでオーストリアの放送が聴ける事が分かったここ数年、その"Du holde Kunst"という番組が今も尚続いている!!オーストリアの時間で日曜の朝8時15分からの45分間、再放送は夜中の0時5分から。つまり日本時間では朝の方は夕方、夜中の方は朝に聴ける!!
(現在の番組表)
http://oe1.orf.at/pdf/Oe1_DOWNLOAD_Programm.pdf
何という長者番組!!
それだけ愛されている番組なのだろう。
因みにタイトルは、シューベルトの"An die Musik(音楽に寄す)"の歌詞の冒頭。(これが益々気に入って…

現在のテーマ音楽もシューベルトのメロディのモチーフをアレンジしている。在墺時のは忘れてしまった。(録音していなかった事を後悔。"Lieben Sie Klassik?"のテーマの方は既存のオケの曲で…喉まで出かけているが…出ず)
当時他の番組では、朝起きて真っ先に点けるラジオなので"Morgenjournal"や、それに引き続くウィンナワルツなどのひととき、あとは所謂ラジオ体操・・・
別に体操をしていた訳ではないのだが、しっかり耳に残っていた様で、10年近く前に試しに受けた独検2級(現在の準1級)のヒアリングで似たようなテキストを聞いて答える設問があった。ここだけはそのラジオの記憶から自信を持ってパーフェクト!
・・・・・と、昔話を書き出したなら無限に出てくるのに、昨日何をしたか・・全く思い出せないのみならず、たとえどうしても書きたい事があっても文章にするのが大変困難な昨今。特に大切に思うことほど。情けない。
書きたい、書きたい・・・と思い続けている舘野泉さんのコンサート(立川での)の感動も…10日近く経ってしまった…。
それらは又ゆっくり改めます。
追記
ステレオのセットは、結婚して後(ということは1979年以降)、帰国されるIAEA勤務のご家族より譲り受け、テレビはやはり結婚後に住んだ家に備え付けられていたのだが、当時はチャンネルがたったの2つしかなく、しかも夜のほんの数時間限られた時間帯しか放映されていなかった…サッカーだの冬季オリンピック、となると昼間から放映されて、アパートの中庭に面した窓から一斉に「ワ~~~~」との歓声で盛り上がっていたのを思い出す。
(年寄りになった証拠!と言われるので、もうやめます

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3月のBGM - 2010.03.04 Thu
ちらし寿司を作りながら、「ブログのBGM」が2月のままになっている事に気付きました。
折しもピアノを含む五重奏曲について文章を書いていたのですが、有名なシューベルトの「鱒」から引用するだけでは偏りそうで、違う作風のフンメルの五重奏曲も引用したい。私達が演奏したテープもどこかに絶対あるに違いない!と探しました。あちこちで二桁回数演奏しているのですから、カセットテープの一本くらいあっても・・・ところが無い!!
辛うじて出てきたのは、アンコールに弾いた終楽章だけ。
これを今月のBGMに致します。
あっと言う間に終わりますので、もう一曲追加しました。
これ又古い、1978年リアス・ベルリンでの収録した同じくフンメルのピアノソナタ第1番です。確認の為に頂いたテープ(勿論オープンリールの時代!)をカセットにダビングして30年以上放置。保存も兼ねてCD-Rにコピーし、それからアップしました。
我ながら、全てに忠実によく弾いています・・・が、それは当時の自分に向かって「もっと個性を出して!」その他諸々をレッスンしたい演奏です。
・・・でも思い出した・・・当時のことです。一発勝負の収録。ツギハギは勿論無し。何回か弾いて一番良い出来映えのものを選択して頂けるのですが、それを始めたら終わりません・・・
放送局の資料になる責任から、「ミスタッチはせずにTake 1 で決める!」がモットーの当時でした。
フンメルはモーツァルトの弟子でもありました。このソナタはハイドンに捧げられています。
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