その後の手 - 2008.10.31 Fri
大変幸いなことに,ピアノではその後の一週間は,幼稚園の年中さんを指導するだけであった為,特にこれといった支障は無かった。
一週間の間は冷湿布を欠かさず,そして寝る時や外出時は装具を着けた。
湿疹はアンテベートのお陰で酷い状態は改善され,手のそれによる凹凸も消えた。
ここ数日は,お湯の中でマッサージもしている。
処方されている痛み止めは飲まない。痛みを消して諸作業をすることで,炎症を酷くしていることに気付かない可能性があるからだ。私の母の膝がその顕著な例だった。
他の医者に出向こうとも思ったが,又レントゲンか??と思うとうんざり。
整骨院に出向こうとも思ってはいるのだが,全身を整えるマッサージから始まる為,骨粗鬆症の身としては(大体80~90歳平均の骨量らしい)何となく骨が潰されるイメージがあり,家族の薦めも素直に受け止められない。
ひたすら自覚症状と相談して過ごしてきた。
そして,3ミリまで減っていたステロイドを,又しても自己判断で5ミリに増やしている。(6ミリまでは許されているのだが,6ミリにしてしまうと次回の受診までに足りなくなる…という不精者。予約外で出向けば昼前に行っても受診が夕方になるからだ)一旦炎症が起きれば,皮膚筋炎・多発性筋炎との関係も素人判断ながら無関係とは思えず。
一昨日は大人の生徒さんのレッスン,モーツァルトのソナタ全楽章のレッスンも別に支障なく行え(私は全く練習をしていない為に – 寧ろピアノに全く手を触れていない為に- 手の様子も分からず,最初は見本を示すなどとんでもない!と思っていたのだが……教える,という行動は口だけで相手に伝えることの出来るものでもなく,弾いた方が容易いし手っ取り早く,生徒もよく理解出来る),昨日も大人の生徒さん,ドビュッシーやショパンの小品だった為,痛みは殆ど感じなかった。これがロマン派以降のオクターブ満載の曲であったならどうだか分からないが…。
困っているのは,手書きが不自由なこと。
書けない訳ではないが,思う様な文字の形を素早く書くことが出来ない。筆圧が全くといってよいほど掛からない。掛けたら痛む!!
目下,訳あって録音を聴いて要点のみを書き留める作業をしているのだが,書き留めてみたものの,自分の文字なのに判読不能屡々(しかも自分が話した内容を書いているというのに…)。仕方がないので6Bの鉛筆や柔らかい色鉛筆でうっすらと大きな文字で書いている。
まぁ,それでも漸くレントゲンを受ける前の地点に戻った,と言えるだろうか・・・
おっかなびっくりではあるが。
来月,結婚式で弾こうと思っているメドレー,昨晩本人の希望を訊いて試しに弾いてみたところ,音を少なくすれば可能。本来オーケストラの曲ばかりなので,連弾にしてしまえば良いのだが,それには楽譜にしなくてはならない。1台ピアノの連弾というのは(一般に思われているよりも)厄介なもので,即興では手がぶつかったり(どうかすると相手の手を踏みつけたり),楽しく弾けばよいというものではないのだ。譜面を作り,手がぶつからないフィンガリングを決めることは最低限の作業。
一人で弾くなら手書きはもとよりパソコンで打つ手間は不要だし・・・
オケヴァージョンを聴いて頭の中でメモ的にピックアップし,部分的には移調して繋げ,おおよそ決めたら弾ける様にしてしまうしかないだろう。
と,そんなこんな,まぁ最悪の事態だけは免れられる様に,今後暫し過ごして参る所存。
誠にお騒がせであります

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ハロウィーン - 2008.10.25 Sat
とは言え,ハロウィンはプロテスタントではなく,カトリックのお祭りだ。便乗してブログ画面を変えるのもどうかな?と躊躇ったが…(信仰の浅さが故,ということで…

オーストリアはカトリック教国だが,私が留学していた1970年代は「ハロウィン」のお祭りは見かけたことがない。ひたすら「スヌーピー」の中の世界で,ライナスが熱狂的に信じる「かぼちゃ大王」,微笑ましく思えたものだ。
2002年,21年ぶりにウィーンを訪れ,ボンボン屋さん(小さな色とりどりのチョコレートを何種類も売っている店)に入っていたところ,丁度子供達が「お菓子頂戴!」とゾロゾロやって来た。変装はしていたかどうか・・・お店の人も楽しみにしていた様で,ニコニコ渡していた。
そうだ,その年にオーストリアはユーロが導入になり,余りに種類の多い小銭が故に,どの店もお釣りに混乱していたっけ。
それから6年。益々お祭りも盛んになっているのではないか?と年々移りゆく第二の故郷に思いを馳せる。
因みに,11月1日がAllerheiligen (All Saints' Day 万聖節=諸聖人の日),2日がAllerseelen (All Souls' Day 万霊節=死者の魂の日)。「万霊節(ばんれいせつ)」という言葉は,日本ではリヒャルト・シュトラウスの歌曲でお馴染みになった様だ。
で,その万聖節の前日がHalloweenという訳だ。
(記憶違いでしたらお詫び致します。ご指摘下さい。)
***********************************
使い捨てカメラによる2002年Allerheiligen。ウィーン中央墓地で撮った中から。
(若い子は当時大学2年の娘。大学4年の息子も本来同行の筈だった。バイトに忙しい為,パスポートの申請も私が済ませ,後は本人が取りに出向くだけになっていたのに,その手間を惜しんだが為に…)


(この後,大事な最後の一個を落とす)

(L.v.Beethoven)

(J. Brahms)

(J. Strauss)

(F. Schubert)

(下は,元家主さんの息子さん夫妻を訪ね…)

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無理な構え - 2008.10.23 Thu
何がか,と言えば,レントゲンを撮る時の手の形が。
今日になり,右手親指第二関節の人差し指側の出っ張った部分,及び人差し指全体,それと手根の骨のどこか,その上に左親指までが痛い。
昨日も少し変だ,とは思っていたのだが・・・
こういう時は(この年齢になると)昨日何をしたか,ではなく,一昨日何をしたか??と考える習慣が

一昨日・・・言わずもがな,レントゲン撮影!!
あの時,目的部位を撮すが為に,技師さんに非常に困難な形を作られた訳だが…そしてめでたく骨の形も撮ることが出来た訳だが…あの手の構えを作った時は甚だ痛かった。第1指を伸ばして側面を下にし,ぴったり板に付け,第2指をぐいっと外に捻って,しかも指を曲げる。いつも痛まないところに痛みが走り,思わず「いたたた・・・」と声が出たほど。
左手は,痛いと言っても大したことはない。
先ほどピアノの前を通った時に,何気なく右手でオクターブの和音を掴んだら,ギクッと来た。
おいおい・・・余計な痛みが生じてしまっているよ・・・

振り返るに,あれは絶対健常な手の為の角度である

譬えるなら,バレエを習ったことのない私が,突然4.positionだか5.positionで,しかもトウで立たされた様なものか??いや,大袈裟ではなく



(シ カ タ ノ ナ イ コ ト デ ゴ ザ イ マ ス)
感謝知らずの人間の,今日の発言でございました。
***********************************************
追記
よく見てみたら,台の上に強く押しつけた親指の側面,青あざが出来ていました。それとやはり押しつけられた手根骨,出っ張っています。それと,親指の内側のギクッと来たところも,血管が沢山浮き出ていますよ・・・

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母指CM関節症 - 2008.10.21 Tue
先週金曜に言われた通り,火曜しか診察していないという,Y病院整形外科上肢専門のN先生受診。
先日は大雑把にしか説明出来ていなかったので…我ながら何と有難いブログだろう!!!カテゴリより「手の不調」をクリックし,経過をメモ用紙に日を追って書いて持って行った。
目を通してくださって問診及び触診。
こちらからも,今まで抱いていたレントゲン撮影の角度への疑問や,どういう時に困るか(つまり家事が一番困り,ピアノは今となってはさほど痛まないこと)を話した(しつこい患者だ!)。でも!レントゲンについての私の疑問は正解で,出っ張っている部分を取るための角度がある,という。
その後地下へ降りて行ってレントゲンを撮った。技師さん宛に「分からない場合はNまで」のメモ付きで。
かなりきつい角度で両手をそれぞれ,しかも二通り撮った。
その1の姿勢,親指を横に伸ばして。その意味が分からなかったのだが,何のことはない!私が7月9日の日記に書いた通り,出っ張っている部分の突出部分の形を調べるために(私の場合は手を広げて置いたら,上に向かって突出している訳だから),親指の側面をぴったり台にくっつけて出っ張り部分を真上のカメラからのラインと直角になる様に構える,ということだった。そして他の指が妨げない様に親指と人差し指を開いて,人差し指~小指は握って乗せる。こんな手の形はピアノをやっていなければとても難しいですわ・・・(関節が外れそう・・・実際に起きたら本末転倒だ

その2の姿勢は,(全て私流の説明ですが)親指を軸に180度内転させて,つまり親指の爪のある側の面が台にぴったり付く様にして,他の4本は妨げぬ様に指を伸ばす。(これは床に屈んで構えた)
暫し待合室で待って呼ばれた。
診断は「母指CM関節症」だった。4月14日の日記に載せたパンフレットの・・・
しかも今回は,ずれている関節を正しく撮っている為,実に納得の行く画像だった。
以下,私流の説明になってしまうのだが(先生の言葉は難解だった…私の知能には





その1の撮り方で,CM関節 - 親指はとかく関節が二つと外見上捉えられがちですが,つまりMCP関節(中手指関節)からしか外見は離れていないのですが,ピアノを弾いてみれば分かる通り,CMC関節(手根中関節)から分かれて動く訳です。- と,書くとピアノの話になってしまいそうなので止めよう。指先から数えて3つ目の骨の橈骨側が少し外側にずれてしまっている事が解った

その2の撮り方で,ずれた事により骨と骨がどの様にぶつかってしまっているかが解った


これは年齢的にも起きうることで,こうなったものを治すことは出来ないそうだ。(腱鞘炎の方がなんぼ有難いか・・・)お年寄りが膝を痛めるのと同じ原理とか・・・痛みと相談しながら生活するしかないそうで。
私のピアノ演奏活動を考慮して……となるともっと専門的な診断を仰がねばならないかも分からない。
ま,痛くない様に生活すれば良いのではないか???と・・・(楽観視し過ぎ??3月からいい加減に過ごしてしまったので,今さらすぐにどうすることも出来ないのではないか??と・・)
万が一演奏会の前に痛い!という場合は「ヒアルロン酸」とやらを注射すればよいらしい。つまり関節の滑液を注入して滑りを良くする,ということの様だ。
素人判断:関節が出っ張らぬ様に筋力を付けよう!!!(当たらずとも遠からじ。ピアニストの直感。多分。)
前回,握力計をパスしたのは正解だった。
腱鞘炎ではなかったので(正しくは,治ってしまっているので),ステロイドの注射をすることもなく,経過観察で又何かあったら出向けば良いらしい。
そういう訳で,「痛いことは避ける」

早速,「タマネギと人参とジャガイモ」を切って真空パックになったものを4つ買い,骨付き肉と挽肉を買い,これで今日はカレーライス。
極力左利きの生活を今後は努力。手書きを避け,パソコン。
なんだかな~~~~~~・・・・・
(パソコン様よ,壊れるなかれ

パソコンを勧めてくれた友人たちに,改めて心より感謝



下は,4月にもアップしたパンフレットを執拗ながら,説明に替えて。


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又々…すみません - 2008.10.17 Fri
夕方仕事を終えてから近所のY病院に行った(夫の車で5分とかからぬ。自転車でも5分だが,今,自転車のハンドルも握れない)。既に5時を回ってしまった。
ここは救急病院を兼ねている為,救急患者が入ればそちらが当然優先であり,何時間も待つことを覚悟で。
案の定救急車が・・・そして心臓マッサージをしながら慌ただしく救急隊員が患者を搬送。
受付嬢に「今日は無理の可能性もありますが,お待ちになりますか?」と言われた。が,Y先生は今日を逃すと来週になりそうな気がしたので待つことにした。
……そして…(すぐにお亡くなりになられた様で※)割とすぐに呼ばれ,丁寧に診て頂けた。
(※他人事の興味ではありません。この病院に於いて,我が母も同じ状況で一昨年12月に亡くなっています。母の場合はここのリハビリに通っておりました。会計を終え,外に出たところで突然倒れ,すぐ中に運び込まれたそうですが,大動脈解離による心タンポナーデであったとのことです。処置に汗びっしょりの先生方がおられました。即死であったにも拘らず,ゼロに等しい可能性に身を削って下さったことが分かりました。私が付き添えていなかったことは,未だに悔いが残ります。)
閑話休題。
ただ,上肢の専門の先生は火曜のみ診察だそうで…
腫れているのは,Y先生がご覧くださった限り関節ではなく,(先日ハサミを握った所為での)第二関節裏辺りの腱鞘炎の様だ,とのことだ。ドゥケルバンの場所ではなく(確かにドゥケルバンは治っていると自分でも思う),母指CM関節症でもなく。
注射で治す方法がある,とのこと。ギョッとする私に(注射で痛みを止める一時凌ぎだけは避けたかったからだが,その類いの注射ではない様だ),手に関してはY先生も毎日の様に緊急の手術で仕事道具,その作業たるや全身の力を指先に集中させ力を一気に入れる,等々…ピアニストと大差ない商売道具,とのこと。注射の位置が0コンマ何ミリ違っても医師としての生命に関わる,と,先生自身その上肢専門の先生に注射で治して貰ったそうで,注射は怖い物でもなんでもなく,寧ろ3月から放置して,いい加減な診断と処置をしている事の方がずっと怖い,いつ腱が切れても不思議はないから,と・・・そう言われれば仕方ない。他にも近辺で上肢専門は数軒あるそうだが(この専門分野の先生は少ないそうだ),一番近いし,今度の火曜に受診することにした。
その様な事に長けた先生は,炎症を起こしている部分にズバリ,注射針が当たるそうであります。
湿疹が酷すぎるので(以前載せた以上に真っ赤で),湿布薬は貼らない様に,と,内服薬を処方され,痛い時には保冷剤で冷やすべくアドヴァイス頂き(これは昨日もかかりつけの病院のOTでも言われた),帰宅した。
夫の髪の毛など放置しておくべきだった・・・
ま,3月からの経緯を詳しく診て貰えそうなので,却って良かったと致しましょう

(あちこち「ここは痛いですか?」と押されて,余計痛くなった気がしないでもない……



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又もや…同じ話題で - 2008.10.16 Thu

4つの科をハシゴしてきた。
今月はこれで終わりにすべく。
手の湿疹は明らかに湿布による薬疹が酷く,今までのネリゾナは中止し,もっと強いアンテベートを処方された。有難いことだ。

それで思い出したのだが,まだ皮膚筋炎の診断が付く前,地元の町医者で「乾燥肌です。間違いありません!」と診断されて,体幹や下肢の紅斑にはアンテベートを,顔にはキンダーベートを処方された!乾燥肌の診断にネリゾナよりも強い薬をずっと塗っていた!?!?
炎症に関しては,「手が専門」の医師に診てもらうべく意見を頂き,腱鞘炎なのか関節炎なのか,膠原病から来るリウマチ的因子もあるのか,ともあれ普通の整形外科の範疇だけでは診断出来ない面もある,と,以前この病院に勤務されておられた手が専門の医師に行くか,近所の医師に取り敢えず意見を仰ぐか,という別な選択肢へも行動を広げるべくアドヴァイスを頂いた。
4つの科の合間,レストランに行き「和定食」にありついた。ランチ限定。いつも全部の科が終わってから行くが為,完売にて食べられず・・・
(思わず写真を撮ってしまった…何たる患者!仕事道具の手がそれどころではないだろ,という状態なのだ,本来…



ところで,雲ひとつない青空を写真にすると,却ってつまらないものだ。

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美容師ぶんちゃん - 2008.10.14 Tue
それはさて置き(宗教の話はブログでは極力避けているので),以前から気になっていた夫の伸び放題の髪の毛。この日は紹介されて立ち上がった夫の髪の毛をまじまじと見てしまった

1970年代から1990年代終わり辺りまでは,常時私がカットしていた。その後息子にバトンタッチし,息子が独立した後は娘がバトンダッチしたのだが,なかなか時間も無い様で・・・
見るに見かねて久々に私が散髪した。
私自身は,と言うと,3月から傷めた手の為にハサミを使うことが不自由で,中途半端に伸びたまま暑い夏を越した。
中学時代から自分の髪の毛は自分でショートカットにしており,在欧中の下宿では家主の手前控え,そうこうするうちにロングヘアとなり…それはステージに立つにも編み込みなどが出来,美容院に行く時間も省けて便利だった為,(子供達が甚だ幼かったほんの数年を除き)ずっとロングを通した。
…が,1998年に乳癌の手術を受けるにあたり,あちこちから聞く「暫くは手が上がらない」との情報にて,入院前にばっさり切った。それは正解で - すぐに手は上がったのだけれど - 日々の洗髪が甚だ楽になったのだった。
翌年の長い膠原病での入院時にもそれは功を奏したし,退院後も切るも染めるも自分で通して今に至る。いや,正しくは去年の12月迄だ。
今年3月に瓶の蓋を開けることで(度々書いてすみません!)捻り,その後握力計を2度握り,その度に今度は関節を傷め,ハサミが使えなくなっていたからだ。
でも,そろそろ大丈夫だろう…この連休こそ!!と,小さな2種類のハサミと櫛を手に,夫の髪の毛を切った。脇を短く段を付け,後ろも段を付けて短くし,すきバサミで少し量を減らし襟足を揃え,あとは染めておしまい。何と楽になったこと!!(つまり,子供たちに任せていた年月の間に,髪の毛の量が減った


……これは甘かった!!
どうやら炎症が酷くなった様だ。
前の週には6時間通しで,生徒のレッスンで(リストのアクロバット的な曲),時々弾きながらこなせたというのに。
湿布は欠かせず,…となると又問題は炎症のみならず,湿疹だ。
早速又・・・(やれやれ…


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書くまい,と思いつつ・・・ - 2008.10.07 Tue
昨日も病院。
決して病院の記録を書いている訳ではないのだけれど,日常生活は親しい方々には支障もあろうか?情報漏洩?? - 例え良い話であっても -(特に生徒さん方のレッスンは)と,結局外出した話になる。
リハビリ(理学療法)の診察と整形外科。
リハビリでは今回も又「握力計」を差し出されたけれど,右手は「測る度に酷くなる気がする」と話して左手だけ測った。少し落ちていた。左手は最近大体27前後を行きつ戻りつしているが,以前の様に30kgを超えることが無くなってしまった。ピアノをサボっている所為だろうか?(弾けば,リストでも何でも弾けるのだが,細かい練習では夢中になってギクッと来るのでは?と・・・言い訳

整形外科では,骨粗鬆症の検査結果。「少し又落ちているのね」と。でも骨代謝改善薬のお陰で,7-8年前の80歳並からは殆ど落ちていないし,寧ろ年齢平均そのものが落ちて行く訳だから,私の値は平均値から見れば横這い,若しくは少々の上昇だ,と内心信じている。
それよりも何よりも3月に瓶の蓋を開けようとして捻った親指付け根の「母指CM関節症」とやら・・・執拗ながらレントゲン撮影の角度に私は密かに疑いを持っている訳で(出っ張っている方から撮るので,出っ張りは判明しないこと。それと,手を広げた状態では出っ張らないですよ。親指を曲げた状態,つまり紙切れ一枚でも摘んだ状態で出っ張るので,その状態で撮るべき!!と信じているのだが,技師のマニュアルには2方向しか存在しないらしい。),それでも昨日は医師がレントゲン画像を拡大してご覧くださったところ,関節症は少し認められるらしい。大根おろしや山芋を摺り下ろしたり,掃除機を片手でかける,といった動作が一番負担。そういう類では痛みがある。「絶対にキャップは開けないで下さいね」と何度も念を押された。
骨代謝を調べる尿検査を提出し,その後血液検査。これが・・・いつも思うのだが,検査室の技師さん達はとても上手に採って下さるのに,整形外科での採血たるや・・・書かぬつもりも,つい・・

30分待ちの診察と1時間待ちの診察と30分待ちの検査に,帰宅したら又しても大爆睡。
夕方娘が屋根裏を何度も往復する音で目覚めた。こんなに寝てしもた・・・夕飯は娘が冷凍食品を温めてくれ,病院の売店で買ったサラダと共に食べた

ここ一週間ほど諸事に忙しくしており,病院が引き金になったのか,長い昼寝にも拘わらず9時半には寝てしまった。流石に寝過ぎたのか,夜中12時頃から1時間おきに目覚めた。こういう時には潔く起きてしまえば良いものを,翌日が使い物にならなくなる為,努力して眠り続けていた。
あぁ,今日は何から手を着けよう?
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