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2001-01

病気再燃??? - 2001.01.31 Wed

1月12日

この辺りから凄まじい倦怠感が続いたまま。
銀行、郵便局、手紙をNHKに書いて(大阪のT女史の指示通り)、再度郵便局。
編曲は „ Die ganze Welt ist himmelblau“

1月13日
甚だしい不調。起床時から手が痺れたまま。
編曲は „ Die ganze…“の続きと „ Spiel diene Geige…“ そして6人分のコピーを録り、郵便局へ。又、メインの科の教授に相談事の手紙。時間との勝負で体調は最後の最後。
考えた音や聴き取った音を五線紙に凄まじいスピードで書き込んで行くのが、どうも不調時の共通する原因の様だ。(1999年年頭からの作業然り)

生徒の一人が就職の相談で来宅し、2時間。私には何とも言い難いし、役に立てるものでもなかった。大変申し訳ないながら、何と返答したのか記憶に殆どない。大切な相談であったろうに…それほど疲れ果てていたに違いない。(外見は常に元気に見えるらしい)

1月14日
R. Stolzのアレンジを終わらせ、郵送用にコピーを録った。手紙数通。
頭痛は取れず、電話で左手が受話器を支えられずに震える。相手にはそれが見えないから仕方ない。

1月15日
手紙を10通以上。
頭痛、動悸、息切れ、倦怠感が甚だしい。

娘が大学受験勉強を頑張っているので(自習室を借りて自力で)、私も頑張らねば!と思って開始した諸作業は無謀だったかも分からない、と思いつつ、本番間際となっては前進あるのみ。

1月18日
病院に出掛けるまで、招待状の宛名書き。リハビリ(OT)では体調の酷さに驚かれ、担当教授より皮膚科に手紙が行った。
皮膚科では教授を含めて受診。
レストランではO姉弟と食事をし、歓談。私の現状も。

1月20日
27日の本番は、万が一を考えて代役も立てるべく病院からのアドヴァイスにて、原曲の音源をコピー したり、楽譜をコピーしたり、手紙を添え、・・・余計に疲れてしまった。
(こういう状態が起きうる、ということをもっと早く予測して頂けていたなら、そしてドクターストップなどもっと早い時期にかけて頂けていたなら…と内心、こんな時期に却って忙しくなってしまった…と不服)

1月22日
気功を受けた。
すっきりが半分、脱力感が半分でフラフラになってしまった。
休め、という正直な信号かも分からない。

1月24日
10時から午後まで合わせ。
夜は自分のパートの練習。

1月25日
明後日に向けての初めての合わせ。
途中で呼吸困難となる。部屋に戻って横になり、病院に電話をしてアドヴァイスを得る。

1月26日
病院も頼りにならぬまま、自分のパート練習。

1月27日
11時からG.P.
14時から本番。
大雪の中のコンサートとなった。
建物の中に居た我々は知らなかったが、電車も止まった様だ。その様な中、いらしてくださった方々に感謝あるのみ。娘の高校の先生方から赤い薔薇の大きな花束を頂いた。

万が一の代役の為に控えていてくださったH.U.さんには心から感謝。

諸事情の中での準備と演奏にも拘わらずシュトルツのメドレー、演奏もアレンジも好評であった。

Robert Stolz Medley

Mein Liebeslied muss ein Walzer sein - Im Prater blüh'n wieder die Bäume - Ob blond, ob braun, ich liebe alle Frau'n - Auf der Heide blüh'n die letzten Rosen - Die ganze Welt ist Himmelblau - Spiel auf diener Geige das Lied von Leid und Lust - Zwei Herzen im Dreivierteltakt



終わって寿司屋へ行ったが食欲皆無。

1月30日
皮膚科にて「教授が心配しています。何故ドクターストップをかけなかったのか、とお叱りを受けました。僕の立場が危ういので、暫くおとなしくしていてください」と言われた。
ジョウダントハワカリツツモ、ソウイウモンダイナノデアリマセウカ・・・

循環器外来にて、近日中にホルター心電計を付けることになった。心電計を付けたまま、普通の生活をして負荷を掛け、どの様な時に心電図に異変が起きるか、ということを調べるそうだ。1日では正確さに欠けるので、日を離して2回行うらしい。




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2001年新年 - 2001.01.11 Thu

1月1日
夫は早々に演奏旅行。
快晴。富士山辺りを通る,と言う。途中で落として貰ってOさんのお姉様の店にて富士山を満喫しようと思ったが,年賀状もまだ沢山残っているし,止めて近所の神社へ。
おみくじを引いた。Oさんの分も引き,とてもよかったのでファクスでお姉様宛に送信。

1月2日
昼12時から20:00頃まで,中学以来の友人宅に「ご馳走」に惹かれ,久々にお邪魔。大勢集まった。(送りは夫,迎えは息子にて)ワイワイ楽しかった。
帰宅して,演奏会のパンフレットなどの作業。

1月3日
演奏会の案内,CDの宣伝などを作る。
妹来宅。
Stolz聴けど書かず。
夜,回転性の眩暈酷い。

1月4日
倦怠感甚だしく,病院はキャンセル(矛盾!)
年賀状やメール。
夜からRobert Stolzメドレーの編曲に取り掛かった。まずは „Mein Liebeslied muss ein Walzer sein“

1月5日
相変わらず年賀状,メール。
編曲は, „Im Prater blüh'n wieder die Bäume“
流石に倦怠感。

1月6日
朝までぐっすり眠った。
結婚22周年。
編曲は, „Ob blond, ob braun ich liebe alle Frau'n“

1月7日
編曲は, „Auf der Heide blüh'n die letzten Rosen“

1月8日
編曲は, „Die ganze Welt ist Himmelblau“
午後1時から4時半まで実家にて生徒たちの勉強会。
倦怠感,立ちくらみ甚だしい。


1月9日
12時半と2時の受診予約は2時半から2つとなった。レストランで楽譜を広げてアレンジ。
書いた分は朝コピーして,弦4人に送った。
甚だしい疲労感で院内を歩けず,動悸と息苦しさ。珍しく聴診器を当てて頂いた。

1月10日
大阪のTさんより恐怖の電話。何でもNHKのナントカさんに手紙を書くべく。(怪しい)

1月11日
リハビリでは,今までで最悪,と指摘された。皮膚科では検査データのみしか相手にしてくれない。検査値がどうあれ,息苦しく倦怠感も甚だしいのだから何かしてくれても良いのでは??
とは言え,受診後にレストランに行けば,あれこれリクエストを受け,「ラ・カンパネラ」やスクリャビンのエチュードまで弾いてしまった!気分は少し晴れたが,フラフラは限界かも分からない。


それにしても,

マスメディアの影響の大きさたるや!!!

「戦場のピアニスト」で有名になったショパンの遺作のノクターンやバラード第1番のリクエストを受けること屡々。
これらは余り問題ないのだが,問題はリストのパガニーニ練習曲から
「ラ・カンパネラ」!!!
有名にして下さった演奏家には感謝する。私もこの曲は好きだから・・・しかし・・・
その演奏家のお陰で,私が演奏すると「そんなに速い曲なんですか??」
物知り顔の患者さんは「倍速いですよ」

ちょっと待って!ちょっと待って!!
この曲は元々がパガニーニのヴァイオリンコンチェルト第2番の第3楽章「ロンド」である。速さは(ヴァイオリンも勿論奏者によって速さは多少違うが)Allegretto moderato。8分の6拍子。ピッツィカートやスピッカートや頻回なるフラジオレット(しかもドッペルあり)を駆使した技巧そのものが音楽になっている面もある。そのキャラクターもリストは模倣している訳で…ピアノでは連打や素早い半音階のパッセージ。速さは単にAllegrettoとなっている(moderatoは付いていない)。同じ8分の6拍子である。
それらのキャラクターを感じた時,最初がいくら跳躍するメロディーだからとて,そこの都合でテンポを決めて良い訳はない!リストの技巧の見せ場ではないか!!

その様なことを感じるのは,どうやら私だけではない様だ。
1999年に出版されたCD,「11人のピアニストによるラ・カンパネラ」(タイトル,うろ覚えですが)は痛快極まりない。しかも最後にヴァイオリンの原曲も入っている。

○○○・○○○○さん,お聴きになられましたか?
(失礼な日記でしたらお詫びを申し上げます)







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2000年12月その後~2001年年明け - 2001.01.01 Mon




12月13日
流石に倦怠感と疲労感で身がよじれる程だった。午前・午後,ぐっすり眠っていたが,夕方,ご近所のママさん仲間Sさんよりケーキが届いて生き返った。

12月14日
婦人科,リハビリ,皮膚科予約受診。
親切な友人が,私のPHSのメールをパソコンに保管してくれる,とのこと,片っ端から(記録の残しておきたいものを)転送。パソコンのお蔵は大きいぞ,と。

12月15日
12日にいらして下さった方々に礼状。

12月16日
ダビングをしながら,風邪でゴロゴロ・・・

12月17日
ダビング,お歳暮を送りに東急へ。送り状を!と走ったが,集配に間に合わず。
午後中二人をレッスン。

12月18日
レッスンを休ませて貰った。

12月19日
インフルエンザの予防接種。その後レストランへ行き,24通の礼状を書き,投函。
膠原病内科予約受診。
Oさんの病室へ寄ったところ,CDのサインのお礼,と私の似顔絵を下さった。驚いた。余命幾ばくもない,など,医師の誤診に違いない。その後レストランに行き,ずっとピアノを弾いたりお喋りをしたり2時間くらい過ごした。

12月21日
ドイツ語専門の友人から,CDブックレットのライナーノートの独訳が届いた。コピーしてCDに入れた。

ライナーauf+Deutsch_convert_20081104164639

自転車で久我山→吉祥寺のユザワヤでクリスマスカード購入→病院へ。婦人科,リハビリ,皮膚科,その後レストランにてドイツ語でカードを書き,ピアノを2時間弾いた。タクシーで帰宅し,勢いついで,自転車で5時まで開いている郵便局とスーパー。

12月22日
2~5時半,生徒二人レッスン。あちこちに手紙をコピー。カメラ屋にダビングを依頼。
リリースしたCDもあちこちに送付。

12月23日
2~6時,生徒二人レッスン。CDやヴィデオを送った。

12月24日
娘の学校の先生方に礼状及びCD。
夜は,近くの教会のクリスマスへ。

12月25日
一人レッスン。
年賀状作り。年内の手紙を20通。
1月の室内楽コンサート用にメドレーをアレンジしたいと思っているRobert Stolzの曲を選んだ。
夜は回転寿司へ家族で。

12月26日
病院の待ち時間に年賀状や手紙の宛名を書き,投函。
毎日久々に普通の年末だ。
受診後,レストランでKさんと4時半までお喋り。その後Oさんの病室を訪ねたところ,向かいのベッドが我が家の隣りのFさんで吃驚してしまった!入院されておられる事は,11日に奥様に病院でお会いし,存じ上げてはいたものの……何という偶然!

12月27日
年賀状,CD,ヴィデオ,あれこれ手紙を添えて二桁数送付。

12月28日
婦人科,リハビリ,皮膚科予約受診。
レストランでリクエストに応じて何時間弾いたろう…。リストやショパンのエチュードまで。
ヴィオラのHさん退院。
Oファミリーを見送り,吉祥寺経由で帰宅。

12月29日
年賀状書き。
夕方,渋谷の東急で買い物をし,娘の通う塾に挨拶。
夕飯のお弁当まで買って,肘が堪えた。

12月30日
年賀状書き以外はうたた寝。

12月31日
軽く大掃除。
娘は,塾の先生やクラスメイトと明治神宮に合格祈願。夜中の2時頃に,塾の先生が送り届けてくださった。
入浴し,メール(PHS)送信,明け方5時頃就寝。2001年の年明けだ!!
病ぞ,何処へ?…と思いたくなるほど普通の年末だった。
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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
★コメントも大歓迎です。SPAM防止上、確認後に公開しております。ご理解をお願い致します.
★このブログや大元のサイトへの感想やお問い合わせはservus2008@gmail.com宛に@を半角に直して送信願います.
【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
★Copyrights©1997-2020 Chieko Oku All rights reserved.
制作・著作:奥千絵子
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