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1998-08

辛うじて過ぎている - 1998.08.30 Sun

「整骨院」「整形外科」「温灸治療」に「コウケントー」が加わり,何とか毎日2時間弱の練習時間が確保出来る様になった。
ところが,時々呼吸が苦しくなる。まさか乳癌(まだ決定ではなかったものの)が肺に転移したのではあるまい!と心細くなる。※
夫が「気功」を学んだことがあり,苦しくなると「気」を入れてくれる。
「整骨院」「整形外科」「温灸治療」「コウケントー」「気功」で何とかリサイタルまでコンディション調整。
※ 翌年になり,「多発性筋炎」による「呼吸筋機能低下」だったではないか?と推察された。肺のレントゲンも撮っておらず,全てが推察。

7日
リサイタル。
これが最後の演奏になるかも分からない,と思え,間際になってCD制作の為の録音をお願いした。※
プログラム変更はしなかった。
「名曲のたのしみ」とのタイトルで;
モーツァルト:キラキラ星の主題による12の変奏曲
ベートーヴェン:ソナタ第23番「熱情」
ショパン:バラード第4番,練習曲集より「黒鍵」「革命」「エオリアンハープ」「三度」「木枯し」,ポロネーズ第6番「英雄」,アンコールは前奏曲集より「雨だれ」
ベートーヴェンやショパンは呼吸が辛く,ステージから下がる度に夫に「気功」を頼み,何とか無事に終えることが出来た。
※ 2000年12月に,この時の収録はCDとしてリリースされた。


10日
S大T病院のT教授の受診。
マンモグラフィーと超音波をメインとした検査。
癌の可能性は五分五分と言われた。
先生自らが肋骨を折っておられ,病室から車椅子での診察。そして月末には学会の為スウェーデンに行かれるとのこと。又,私は9月5日に大阪でのコンサート(ほんの20分ほどのステージだが)を控え,それが済んでから細胞診をすることになった。というのも,万が一悪いものであったなら,針で突いたことで細胞が全身に回って転移の元となるため,すぐに手術出来る状態にしておかねばならない,ということだった。
腫瘍の大きさは3×4センチ。ここまで大きくなるには8年とか10年とか・・・なので,今さら数日数週を慌てることでもない,といった印象だった。

11日
かかりつけ医に報告等々,自力で出向いたのだが(夫の仕事が無い時には,全て車で移動)駅からほんの1-2分が遠くて,脚が動かずに強引に歩いた為か,着いたとたんに動けなくなってしまった。夫の仕事が終わるまで,空いている部屋で横にならせて貰った。

17日
予約外で乳腺科へ。
5月からの不調が,どうしても何か関係しているのではないか気になり相談に出向いたのだが,今までに乳癌でその様な症状が出た人はひとりも居ない,とのこと。又,転移の可能性も無い,と一笑に付された感あり。転移の心配が無いのは有難いことなのだが,現実この苦しさ,倦怠感,筋力低下,等々を誰か何とかして欲しい。

コンクールを受ける生徒達に追われつつ,寸暇を惜しんで横になっては「コウケントー」に当たってみる。折良くこの地域にケーブル・テレビが導入され,当たりながら沢山のチャンネルを選び放題。コウケントーは何だかよく分からなかったので,12日に正しい使用法と,乳癌を前提としたカーボン番号を指導して貰った。このカーボンを間違えると効きも悪いらしい。

28日
某コンクールの審査。朝~晩,丁寧に審査してきた。全く苦痛ではなかった。


相変わらず5つの民間療法に頼って過ぎた。
9月7日の細胞診予約日が待ち遠しい。

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プロフィール

奥 千絵子

Author:奥 千絵子
★上の画像は2001年にCDにして約3枚分を収録したものを,2006年に2枚組としてリリースしたCD「樂の音に寄せて」です.『レコード芸術』2007年1月号で「特選盤」として取り上げられました.戸倉新樹教授によるライナーノートは医学生にもお薦めです.その他のCDや著書はWebsite「本館」からお入りください.このブログも「本館」のDIARYです.
★このブログの"Grüß Gott !" (文字化けの場合はGruess Gott!)は墺・南独の時間を問わない挨拶です.Website「本館」のDIARYです.出版CDや著書の詳細は「本館」のメニューからお入りください.
Website「別館」もあります. 著書「ピアノと向きあう」の説明を補うサイトです.よく頂く質問に説明を記載しています.
★上記著書については今井顕 氏によるKINOKUNIYA書評空間WEBLOG を是非ご一読くださいませ.
Auch auf Deutsch schrieb ich…
★【膠原病の記録】余りに医療のカテゴリーがが増えてしまったので目下整理中です.大変複雑な病気の経験が同じ病の方々への参考となりましたら幸いです.
「乳癌と膠原病(皮膚筋炎・多発性筋炎)」「膠原病(退院後)」 ,その他の医療の話(自分以外も含めて)は「医療・病院関係」,に取り敢えず分けました.
平成12.12.12.病院での復帰リサイタルは演奏動画入り記録です。
★恩師のことは55年間を遡り少しずつ記載するつもりです。目下のところはこれだけです.
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【BGM】
Robert Stolzメドレー
演奏:東京カンマーコレーゲン 
室内楽アレンジ:奥 千絵子
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18
演奏:奥千絵子 ショパンのワルツは上の画像の2枚組CD「樂の音に寄せて」に入っております.
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制作・著作:奥千絵子
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