夫の「右上腕骨骨腫瘍」(3) - 2020.06.05 Fri
(3月に遡ります)
3月26日のメモから(忘れた頃に)
夫の上腕骨の結果が出た。
良性の場合は「内軟骨腫」、悪性の場合は「軟骨肉腫」と呼ぶ。
軟骨は細胞密度低く、分裂しそうな物は2個あるもののおとなしい病巣。
良性の判断で良い。今後は半年に1回レントゲンでチェックして行く。
昨年WHOで、悪性ではない「非定型軟骨腫瘍」と名付けられたもの。
上記、何を質問してよいかチンプンカンプンではありますが、「事を荒立ててしまって申し訳なかった感じですが」とのことだったので、安心して良いのではないかと思う。
いや、本当に何が大変だったかと言えば、入院が早まり毎日Insulin注射。
この糖尿病は今後とも何かにつけて引っ掛かってくると思うので、それが意識できただけでも万歳かと・・・
あっけない1日でした。
寧ろコロナ禍で病院を日々往復し(私が)、院内を歩き回り、そちらが心配になりましたが、感染した形跡は誰もなく、やれやれ・・・という結果です。
お世話になりました先生方、有難うございました。
そうそう、教授は今でこそ多忙で演奏の機会から遠のいたそうですが、学生時代からずっとオーケストラでヴァイオリンを奏でていらしたとのこと。幼少期から習い始めたことは勿論。
だから夫には、「まだまだご活躍して頂かないと」とのコメントも頂き、診察室を後にしたのでした。
構え方としてはコンバスの弓の方が自然なのだろうけど、弓を擦るのはヴァイオリンとコンバスとどちらが楽なのか・・・ピアノしか弾けない私にはさっぱり分からず・・・
夫の「右上腕骨骨腫瘍」(2) - 2020.06.05 Fri
遡った記録の続き。
夫は25日に入院し、私は「何か情報を得られるかも」と生徒たちの合間を縫って極力毎日病棟に通った。
折しも雛祭り前、病院の1つの空間が「三鷹つりびなの会」の作品で埋め尽くされ、唯一の楽しみ??






他は全て鍵がかかって入室禁止。
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3月3日
全身麻酔での検査(どう考えても手術だわ!)
夫が手術室に運ばれた後の部屋↓

終わって、手術室前に出向くように連絡が入った。小走りに出向く。
「即刻顕微鏡で観た限り、骨はしっかりしており、良性か、悪性度のごく低いものか。追加でどうこうするということはないように思う」とのコメントを頂いた。あとは培養(だったか?)、日を掛けて細胞の変化を見て行く…だったと思う。
良性の場合は内軟骨腫、悪性の場合は軟骨肉腫、と名前も違うそうだ。
そうこうするうち、5日にこんな紙を渡されて…

家に留まらざるを得ない私・・・
ところが!!その日のうちに夫から電話が入り、
「明日退院だって!」
え〜〜〜っ!?
入院してから一度も掃除をしていない。それ以前もバタバタと過ぎて、夫の服類は散乱、本も散乱、ベッドを畳んで隅々まで掃除機をかけたり拭き掃除をしなくては、と思っていた矢先。こんな部屋に帰ってきたら感染症を起こしてしまう!!
というわけで、退院を1日延期させて頂きました。
退院して、一番出向きたいと言う近所の蕎麦屋(2年前もでしたなぁ…)
夫は鍋焼きうどん


私は


これが甚だ美味。
あとは抜糸の処置に通うことと、26日に結果が全て出るのを待つしかありません。
夫の「右上腕骨骨腫瘍」(1) - 2020.06.04 Thu
(年明けまで遡って書きます)
夫の検査、きっかけは、所謂「五十肩」(七十肩?)だった。
近所の整形外科でリハビリを続けていたのだが、医師が「たまにはレントゲンでも撮っておきますか」に始まった。両肩〜腕の。
すると右上腕だけが妙に白く光ったように映っていると(私は付き添っていないので、どんな画像か分からないのだが)、隣りの区の病院(自転車でも行ける距離)でMRIを撮ってもらってください、ということになった。その結果を持って近所の整形外科へ。検査からの可能性として色々挙げられていたが、もう忘れた。
1月30日
紹介状を持って(私も同伴)長くお世話になっている大元の大学病院の整形外科へ。
受診の後、検査をあれこれ受け、再度診察室へ。
軟骨の腫瘍だという。良性か悪性かは、骨の中の組織を一部採取して詳しく見るしかないとのこと。つまり全身麻酔の上、筋肉を切り、中の骨を一部割いて組織を取り出すと・・・
「念のため」(検査と言ったって手術だ!)伴う不測の事態あれこれ、ご説明があった。
入院日も3月3日と決まった。あれよあれよ・・・
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2月6日
9時半からECHOその他。持病の糖尿病のこと、麻酔科を受診して、全身麻酔で想定されるリスク、怖ろしいほど症例、全部列挙の上、防止の為の検査を受けることになった。こんな糖尿の数値で全身麻酔などとんでもない…とか。下肢静脈血栓症もあるので、それが肺に飛ぶか脳に飛ぶか…など。
2月10日
11:30糖尿病・内分泌・代謝内科を受診。
近所のかかりつけ眼科から緑内障の病歴を書いてもらって提出。
日頃受診している板橋区の糖尿病の先生からは、さほど問題視はされていないのだが…
今年は、おそらく従来の年末年始とは事情が違い(ウィーンからのオケと行動を共にする演奏旅行が無かった)、食べるだけ食べ、毎月続く家族達の誕生日毎にケーキもふんだんに食べ、消費することなく体内に蓄積されたのではないかな??
その後眼科を受診し、微に入り細を穿つ検査。
2月13日
整形外科受診。
検査を統合して考え、入院は2月25日と早まってしまった。
1週間かけて血糖値を下げるそうだ。Insulinで。・・・やれやれ(;´Д`)
待ち時間の昼食。

夫

私

分けっこ

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2月20日は別件(食道アカラシアの定期検査)で遙か遠くの江東区まで。
2月25日
地元大学病院の整形外科に夫は入院(私のボロ車で)
何だか気忙しく疲れてしまう。
ここからは3月3日に向けて、毎日Insulinの注射と糖尿病食。
私は、何か情報を得ようと、仕事の合間を縫って出来るだけ毎日病院へ行く。
でも結局何も(良くも悪くも)情報は無くて、帰りにスーパーに立ち寄り、買い物をするだけの人となる。
そのスーパーが「コロナ一色??」、次々と品薄になっていく。




病院内も、あちこちが閉鎖される。
入院患者の楽しみは奪われ・・・


売店としてローソンだけは開いている。
何の記録か分からなくなってきたので
つづく